やっぱり懐かしの特撮映画はこれだ!「シンドバッド・虎の目大冒険」




シンドバット・虎の目大冒険
Sindbad and The eye of the Tiger

昭和52年  1977年アメリカ作品

当時の特撮映画といえば、ハリーハウゼンでしたね~!
CG技術の今ではおかしく思えるストップモーション・アニメーション

でも当時は良かったんですよね~
SF映画ファンの少年は「いつか自分もこういう映画を作ってみたい!」
そう思っていたのでありました。

そのストップモーション・アニメーションというのは
本当に地道な作業が必要で、一つ一つ人形の動作を
積み重ねて動いている様に撮っていくものでした。

まさに、漫画のアニメと同じ作業です。
今と違って人形との合成ですからね~

それでも,少年には本物のように映ったのですよ!
「よく出来ているなぁ~とか、撮影作業の大変さ」なんか
思いませんし、ワクワク心しか他にありませんでした。

私はこの作品を観て初めてハリーハウゼンのことを
知ったのだと思いますが、シンドバット映画は他にも
シリーズでたくさん作られていたようで、
ハリーハウゼンは1940年代から、この様な技法で
シリーズを作っていたのでした。

それでは、このパンフレットをみてこの作品を
想い出してみますかね!

簡単な あらすじ

船乗りのシンドバッド(パトリック・ウエィンは、
ファラー姫(ジェーン・シーモアとの婚約許可を
カリフ国のカシム王子にもらうため訪ねるが、
カシム王子はその王の座を狙う魔法使いのゼノビア
ヒヒに変えられてしまっていたのだ。

シンドバット達は、その呪いを解くため 案内人らと共に
世界の果てに向かって冒険が始まった。

魔法使いゼノビアは、行く手を拒もうと邪悪な創造物ミナトンという
太陽エネルギーで動く金属製の巨像を召使にしシンドバッド達の向かう
ピラミッド聖堂に先に到着し待ち伏せするのであった。

シンドバット達は途中に、一角人に遭い場所を教わる。
待ち伏せしていたゼノビアらに襲われるが、危うく
助かる事ができた。カシム王子の呪いが解け、人間に戻れたのであった。

しかし聖堂の氷が解け始めていたので眠っていた
サーベルタイガー(大虎)が解き放たれてしまった。

魔法使いゼノビアは虎に乗り移り、虎と共に襲い掛かってきた。
そこに一角人の助太刀が来て、どうにか虎を倒せたのだった。
こうして一行は無事に故郷へ帰る事ができたのであった。

– 完 –

いや~!懐かしき昔の特撮映画でしたね~

今想い出すと、映像がおかしく映る場面もあるでしょうが
なにせ、パソコンやCDさえ無かった時代ですから
こういう特撮は凄いと思われたのですね~

今想い出したのですが「アルゴ探検隊の大冒険」という作品も
その後に観た様な覚えがあります。同じ特撮映画でしたね。

この時の映画好きな少年、私は「映画監督になるつもりだったんだ!」と思い出しました。

懐かしの映画って、「あの時の自分の夢」も思い出させてくれんですね~!

*   *   *

今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとうございました。