当時の有名俳優が大集結でギャラも大変だったろう「キャノンボール」




『 キャノンボール 
THE CANNONBALL RUN

昭和56年  1981年作品

当時これだけのスターが揃った映画はなかったでしょうね~!

カーレースを題材にした映画だけならたくさんあるのですが、

当時のハリウッド有名俳優の大集結がこの映画の一番の売りだったんですよね~

そのギャラがほとんどだったのかもしれないですが、
製作費はこの当時最高額の120億ドル

アメリカの東海岸カルフォルニアの西海岸まで
約5000kmを走る「キャノンボール

このレースは、この映画だけの話だけだと思っていたのですが、
実際に開催されていたんですね~

パンフレットの解説にありますが、この映画の脚本を作ったのは、なんと
1971年の第一回レースで35時間にて優勝したブロック・イエーツだったんです。

そして、この映画監督ハル・ニーダムと実際にレースを体験したとのことです

それにしても、すごい顔ぶれだったこの映画のキャストを見てみましょうね~
このパンフレットのページもほとんどが豪華出演者の紹介ばかりなんですから

キャスト

JJ・マクルーア役    バート・レイノルズ

ビクター        ドム・デルイズ

スバルドライバー1   ジャッキー・チェン

スバルドライバー2   マイケル・ホイ

シーモア        ロジャー・ムーア

パメラ         ファラ・フォーセット

ジェイミー       ディーン・マーチン

フェンダー       サミー・デイビスJR

エンジェル族      ピーター・フォンダ

マーシー        エイドリエン・バーボー

ジル          タラ・バックマン

医師          ジャック・イーラム

スタッフ

監督      ハル・ニーダム

制作      レイモンド・チョウ

脚本      ブロック・イエーツ

撮影      マイケル・バトラー

音楽      アル・キャップス

ストーリー的には先に記したように、アメリカの東海岸コネチカット州から
西海岸カルフォルニアまでの約5000kmを走破するレースに様々な車で
様々な面々が挑戦するという物語

その参加者(キャスト)が良かったんですね~

まず偽物の救急車で参加するJJマクルーアビクターのコンビ
JJは色男でモテモテだが、ビクターは気弱の太っちょ。だが、キャプテン・ケイオスに
変身すると性格が一変するのである。

日本車のスバルで参加するのは東洋人の二人組、コンピューターを搭載したその車は
ナビゲータービデオや赤外線ライト付き。おまけにロケットエンジンも搭載してるのだ。

真っ赤なフェラーリに乗っている牧師コンビのジェイミーフェンダー
牧師二人が最高時速300kmのフェラーリ車を乗っているのもおかしい。

お色気女性二人組の乗るのは、ランボルギーニ・カウンタック。
一番冒頭にパトカーにカウンタックが追われるシーンで始まるのですが、
これがまたそのスピードを見せつける痛快な場面なんですよね~!
最高時速315kmで、パトカーも付いてこれませんよ。

ちなみに、1984年の「キャノンボール2」最初のシーンも同じく
カウンタックがパトカーに追われて始まるんですね~

自分がジェームズ・ボンドに成りきってアストンマーチンDB5で参加しにきた男シーモア
ボンドカーの様にナンバーも回転式で変わり、脱出装置まで付いているのだ。

高級車ロールスロイスで参加するアラブの富豪も、レース参加者を邪魔する
暴走族エンジェルス も出てきて盛りだくさんのレース展開になっていきます。

このパンフレット表紙裏に、スバル・レオーネ4WDオートマチック新発売!
と宣伝が載っていますよ~ 懐かしいですねぇ!
(ちなみに、キャノンボール2では三菱スタリオンになっています)

もちろん当時少年だった私には免許などありませんでしたが、たしか親が乗っていた
ような気もします。

*   *   *

今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。