【 天国は本当にある 】
Heaven is for real
2014年 アメリカ
瀕死の病から助かった幼い我が子が、あの世を見てきたという体験を話す!
その実話を映画化したこの作品は、先に本で出版されベストセラーとして世界中で読まれたノンフィクションストーリーでした。
お国柄もあり教会が基に出てきますが、臨死体験は世界の様々な国で違いがある様に思われます。でも全てに共通していることは、自分の体を客観的に視るということです。
(生死を彷徨ったわけではありませんが)我が子も幼い時に、大人には見えない「何かが見えている」ことがありました。普通は信じられませんが、まだ幼い子供には見える能力があるのかもしれません。
この現実の世界とは別にあの世(天国など)が存在するのか、それは寿命がきた時にしか凡人の我々には分かりません。
「あの世なんて無い!」という人も、「あの世はある!」という人も、自分の身体が終わる時に全て解るでしょう。
キャスト
トッド・バーポ : グレッグ・キニア
コルトン : コナー・コラム
ソーニャ : ケリー・ライリー
ジェイ : トーマス・ヘイデン・チャーチ
キャシー : レイン・スタイルズ
ナンシー : マーゴ・マーティンデイル
スタッフ
監督 : ランドール・ウォレス
脚本 : クリストファー・パーカー、ランドール・ウォレス
原作 : トッド・バーポ、リン・ヴィンセント
製作 : ジョー・ロス、T・D・ジェイクス
製作総指揮 :スー・ベイドンーパウエル、サム・マーサー、デリク・ウィリアムズ
それでは早速、パンフレットを観ながら物語を想い出してみましょう。
【 あらすじ 】
ウクライナのある場所、一人の少女が絵を描いています。
最初に瞳を描いたが、何の絵なのかはまだ分からない
場所は変わり、アメリカの中央に位置するネブラスカ州の小さな町
語り「子供の頃、おじいさんに天国ってあるのと聞いたことがある。」
「それは亡くならないと分からないけど、亡くなったら教えられないよな」
「と、おじいさんは僕に言った。」
「でも、今度は自分の子供に同じことを聞くなんて思いもしなかった・・」
トッド・バーポは妻のソーニャと長女のキャシー、4歳の息子コルトンとネブラスカの小さな町に暮らしている。
トッドはガレージ修理屋をやっているがあまり欲が無く、今日も修理代の代わりにジュータンだけを貰ってきただけだ。
彼はまた、この小さな町の牧師としても信頼されていた。そして今日も余命の短い方へ呼ばれて牧師の役目を行った。
そんなある日、トッドは町内のソフトボール大会で足を骨折してしまう。悪い事は続き、教会で持病の結石発作も起こってしまい病院へ運ばれた。
数日後、回復の兆しが出てきた頃 妻のソーニャに家族で遠出したいとお願いされる。
家族サービスもしなければならないし体の調子も戻ってきたので、久しぶりに遠く(隣州のデンバー)へ連れて行くことにした。
子供たちは動物園で楽しく過ごすことができたのだが、その帰りに二人とも具合が悪くなってしまいます。間もなく長女のキャシーは回復したが、コルトンは熱も酷くなっていたので急いで病院へ連れて行った。
救急病院で調べると虫垂破裂を起こしており、その症状が重かったのだ。すぐに緊急手術が行われた。症状が重いと聞かされたトッドとソーニャは絶望感でいっぱいになった。
ソーニャが電話で知り合いに連絡していた頃、トッドは病院にある教会室で「神様、あの子を連れて行かないでくれ!」と叫んでいた。
トッドが叫んだためなのか知り合いの皆が祈ってくれたためなのかは分からないが、コルトンの手術は成功し一命を取り留めた。
そしてコルトンが「パパ、あの動物園にまた行きたい・・」と呟いたのを聞いて、二人はホッとしたのだった。
コルトンの退院後、トッドは約束通りに動物園へ連れて行った。そして帰りに公園で遊ばせることにした。二人はシーソーに乗って話をするのである。
「コルトン、病院は怖かったかい?」とトッドが聞くと、コルトンはこう答えるのだった。
「天使がいたから全然怖くなかったよ!パパが他の部屋で神様に叫んでいたのも見たよ!」
「見たって・・?」
トッドは帰宅するとソーニャに今日のことを話したが、特に気にするほどでもなかった。
後日、コルトンと二人で街のレストランへ行き話す機会があった。その時、コルトンが手術中に見た体験の話になった。
天使が美しい歌を歌っていたことや、優しい人が来ていろいろな人と会わせてくれたことなど、それは幼い子供が作れる話ではないものだった。
トッドは大学の精神科学部の先生を訪ね、コルトンのことを相談することにした。しかし、先生も真剣には受け止めてくれなかった。
教会で前に立ち、みんなにコルトンの体験を話すトッドだったが、本人も本当に信じて良いのかは言えなかった。
ある日、教会に来ていた記者が取材を申し込んできて、コルトンに体験したことを細かく質問するのだった。
地元新聞に載ったコルトンの記事は町中の人に広まったが、批判的意見もあった。キャシーも学校でコルトンのことを批判されたが、逆に反撃で仕返したこともトッドは知った。
教会の役員会も新聞に載ったトッドのことを良くは思っていなく、新任を探すと言ってきた。バーポ家は牧師を辞めさせられると、経済的にも厳しいことは分かっていた。
庭に遊んでいたコルトンは、ふと思い出していた。案内してくれた人が「帰る前に会っておきなさい」と、一人の少女に会わせてくれたことを。(これは後に解るのです・・)
また、コルトンはトッドに連れられ病院へ行った時、面識もない末期症状の少女の手を差し伸べて「大丈夫だよ!何も怖くないよ!」と癒していたのだった。それを見たトッドも不思議な思いになるのだった。
ある時、町のある場所で火事が起きて消防に加わったが、その住人の一人が助からなかった。そしてコルトンを連れて葬儀に参列した時に、コルトンはトッドのおじいさんに会ったと言った。
「パパのおじいちゃんだよ、何にも心配いらないよ!」と言ってくれたと・・。
帰宅してコルトンにトッドのおじいさんの写真を見せるが、眼鏡をかけた人じゃないと言った。
コルトンは言った。「天国には眼鏡をかけている人なんか一人もいないよ!」
トッドは急いで倉庫にある古びた箱から昔の写真を探し、その若き日のおじいさんが写っている一枚の白黒写真をコルトンに持って行った。
「この人だったよ!天国では、みんな若いんだ!」と言った。
ここまで当てられると、もうトッドはそれを信じるしかなかった。
その夜、トッドは妻のソーニャにコルトンの話は本当の事かもしれないと訴えるが、それでも彼女は信じてくれなかった。
次の日、いつものようにトッドは亡くなった海兵隊員の友人の墓参りに来ていた。そこへ友人の母が来て話をする中で、息子を失った悲しみを同感するのだった。
ある朝、ソーニャとコルトンは洗濯物を整理しながら話していると、コルトンが言った。
「もう一人僕にはお姉ちゃんがいたんだね!」
コルトンはお腹の中で亡くなってしまった、最初の子供のことを言っていた。
そして、そのお姉ちゃんが自分でそう言っていたと・・
信じられないかのソーニャは、不思議そうにこう尋ねた。
「その女の子の名前は何て言ってた?」
すると、コルトンは言った。
「名前は無いよ!つけなかったでしょ?」「髪の毛はママに似ていたよ!」
「お姉ちゃんは僕にハグしてきたんだよ!」
ソーニャはそれを聞くと、「あの子が女の子だったとは知らなかった」と涙を流すのだった。
その時、電話が鳴りトッドが電話に出るとラジオ番組からの生取材だった。
トッドは言った。「答えますから、日曜に教会へ来てみてください!」
教会の日、トッドはコルトンの体験について「真実であること」を参加者の前で語ったのである。
穏やかな快晴の日、ネットニュースを観ていたトッドは「ウクライナの少女が絵を描く」という記事を見つけた。
一枚の完成した人物の絵、その絵をコルトンが見ると「この人!」と言った。
「え?!コルトン、この人だったのか?」庭へ走るコルトンを追いかけようとした時、
ソーニャはトッドへ大切な話があると言ってきた。
赤ちゃん用の小さな服を持ってきて、トッドに「この服が必要になるのよ!」と・・
— 完 —
いや~! 感動のシーンが多かったですね~ またコルトンくんが可愛いくて役にぴったりだったと思いました!本当に可愛かったです!
この原作のトッド・バーポ家のことが少しラストテロップにありましたが、その後もその町で牧師を続けているとのこと。そして4歳だったコルトンも今では大きく成長し、立派なお兄ちゃんになったようです。
コルトン少年が言っていたように、この世を去っていった人も別の世で元気にしているならば、本当に安心なことで決して悲しむことではありません。
大切な人を亡くしてしまっても「別の世界に生きているんだ!」と思えば、前を向いて自分のこの世を進めていけるでしょう!
それでは、また良い映画でお会いしましょう・・
*今回も部分的にスクショを使用しております。