少年には刺激的だったシルビアクリステルの「プライベートレッスン」




プライベートレッスン
Private Lessons

昭和56年   1981年ロードショー作品

思春期の少年にとっては、この映画は本当にたまらなく興味を引いたものでしたね~!

主演女優のシルビア・クリステルは「エマニュエル夫人」で有名になりましたが
この映画でも成熟した大人の女性の魅惑さを見事に演じているのでした。

思春期の少年にとっては、同年代の異性よりも大人の魅惑さの方が実にたまりませんよね~
この映画名「プライベートレッスン」って、日本語でいうと「個人教授」と同じなんじゃ?
と思う事もありますが、そのシリーズとはちょっと違うイメージのタイプなので
こういう邦題にしたのでしょうかね~

当時少年だった私も、この映画の少年達みたいに悪ガキ友達といろいろとやったものです。

でもこの物語の様な羨ましい出来事なんて到底無かったんですけどね・・
まったく羨ましい限りでしたよ~

また、この映画に取り入れられている音楽も良かったのですよ。
当時のロック歌手、ロッド・スチュワートエリック・クラプトン
アース&ファイヤーなどのヒットチャート12曲が流れています。

制作 ペン・エフレーム

監督 アラン・メイヤーソン

脚本 ダン・グリーンバーグ

撮影 ジャン・デュポン

キャスト

マロー役     シルビア・クリステル

フィリー役    エリック・ブラウン

レスター役    ハワード・ヘスマン

シャーマン役   パトリック・ピッチニンニ

それでは、さっそくこのパンフレットから簡単に物語を観てみましょう

【あらすじ】簡単に追想

フィリーは15歳の思春期真っ盛りの少年だ。
もう異性ばっかりに興味いっぱいなのに、親友のシャーマンの家で開かれた
シャーマンの姉の卒業パーティーに集まった女子にもアタックできないのである。

もっぱらシャーマンと一緒に双眼鏡で女子を覗くことばかりなのだ。

夏休みがやってきた。父はカナダへの旅行予定を破って、一人で旅へ行ってしまう。
幼い頃すでに母を亡くしているが、富豪の家なので運転手も庭師もいるのだ。

新しくフランス人の家政婦ミス・マローが来ていた。

このミス・マローはなんとも魅惑的であり、シャーマンも羨ましかった。
フィリーとシャーマンは夜、こっそりと彼女の部屋を覗いたりカメラで撮ったり
するのだが、なかなか良い場面が撮れない。

ある時、ミス・マローにそれが見つかってしまった。
しかし彼女は怒るどころか、「見たいなら言ってくれればいいのに!」
そう言ってフィリーを部屋に誘い入れた。

そして、彼女が服を脱いで見せようとするのだがフィリーは逆に
部屋から逃げ出してしまった。

翌日の夜、ミス・マローはフィリーをお風呂に誘う。フィリーは
パンツを履いたまま恥ずかしげに入るが、彼女が手を近づけると
フィリーまた再び逃げ出すのだった。

それでも、ミス・マローは辛抱強くフィリーをレッスンさせる気だ。
その甲斐あってフィリーは映画館や、車の中でミス・マローと
接近出来るようになっていった。

ある時、いよいよベッドに入ることになるのだが、
からかって遊んでいるのだと一度我に返って辞めたフィリー。

翌日フィリーは思い直して、ミス・マローと高級クラブでデートし
今度こそ、レッスン最後の章となるのだが
良いところで、突然彼女がバッタリと動かなくなってしまった。

慌てたフィリーは急いで運転手のレスターを呼ぶと、彼は
「彼女は死んでいる」と!

警察に連絡しようとするレスターを引き留めたフィリーは
なんとか秘密にできないかとレスターに頼んで、
庭に穴を掘って彼女を埋めることになる。

ところが、翌日その穴は掘り返されており、彼女が居なくなっていた。

そしてそこには脅迫状が残されていた。「1万ドルを出せば通報しない」と

慌てたフィリーは父の金庫からお金を用意し、レスターに頼んだ。

しかし、その夜思いがけず、ミス・マローがフィリーの前に現れたのである。
そして、レスターと組んでお金を騙し取ろうとしたことを告白したのだ。

レスターの悪事を知ったフィリーは、罠をかけて捕まえた。

そして2人は本当のレッスンを終えるのだった。

夏が終わり、彼女も去って行くことになるが

そこには少し大人になった青年フィリーがいた。

いや~!シルビア・クリステルも当時は絶頂期に魅惑的な様相でしたよね~

あれから何十年、自分も歳を取ってしまいましたが、ご冥福をお祈りいたします。

ワクワクドキドキの少年だった頃が本当に良かったですな~

また いっぱいあったんですよね~この頃ってこういう映画が。

このブログ書庫でも沢山追想していますが、思春期の少年が観に行った
映画のパンフレットがそれを証明していますよ。

今回は少年にとって なんともたまらない魅惑の映画でした。

今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。

いよいよ次は、想い出深い映画のパンフレットが出てきましたので
哀愁の追想となりそうですね~