主演の女優ボーデレクが当時最高に魅力的だった!「類猿人ターザン」




類猿人ターザン
TARZAN THE APE MAN

昭和56年  1981年ロードショー

ターザンという存在が映画として生まれたのが、1918年だったそうで

その歴史は古いものなのですねぇ~。

今回この映画のターザンも16代目ということで、このパンフレットにも
その歴史が載っていますが、この映画で41作品となっていましたよ!

「ア~アア~ ア~!」ってターザンが叫ぶ声は当時みんなが知っていたぐらい
有名だったですよね~

テレビでもよく放送されていた覚えもあります。

今回のジェーン役に当時抜群のプロポーションで話題だった、ボー・デレク

とっても魅力的だったため、少年だった私はたぶんですが、ボー・デレク目当てに

観に行ったのかもしれないですね~

アフリカのジャングル地帯で、動物を仲間に操る様な力を持つ人間ターザンにも

面白さを感じてはいましたが、それだけなら観に行かなかったでしょうね~!

もちろんボー・デレクは芸名で、この時すでに この撮影監督の妻になっていたようで

結婚する前の本名は、メリー・キャスリーン・コリンズだったみたいです。

その差は30歳! だいぶ年の差結婚だったのですね~!

まったく若い奥さんを手に入れたもので、羨ましいやら、疲れそうやら・・(爺の立場では)

キャスト

ジェーン役       ボー・デレク

ターザン役       マイルズ・オキーフ

ジェームズ       リチャード・ハリス (主な主演映画オルカ

ボルト         ジョン・フィリップ・ロー

アフリカ        アクシュラ・セラヤー

象牙王         スティーブン・ストロング

リアーノ        マキシム・フィロウ

オランウータン     クライド・ジュニア

スタッフ

監督      ジョン・デレク

原作      エドガー・ライス・バロウズ

製作      ボー・デレク

撮影      ジョン・デレク

音楽      ペリー・ボトキン

それではパンフレットを見ながら、簡単に想い出してみましょう

【あらすじ】簡単に追想 

時は1910年、西アフリカ

未知の神秘な大地を求め、一人の若い女性が旅をする。

その綺麗な女性の名は、ジェーン・パーカー

彼女はアフリカを旅する冒険家の父ジェームズ・パーカー

会うためにアフリカの奥地へ目指していたのだ。

港町から運搬船に乗り、厳しい日照りと突然のスコール

水夫の助けもあり、船はついにキャンプへ辿り着いた。

ジェームズは荷物の到着を喜んだ。彼が待って荷物とは{大砲}だった。

綺麗な娘ジェーンに気が付いたが、ジェームズは荷物の方に気持ちがいっている。

カメラマンのハリーがジェーンの手を取り船から迎えてくれた。

ハリーと話すうち、父ジェームスにはアフリカと呼ばれるマサイ族の妻がいることに驚く

その夜、ジェーンは初めて父ジェームズと話をした。

翌日、ジェーンはジェームズ一行と一緒に「象の墓場」といわれる場所へ探検に出発

初めて目にするジャングルの光景に、ジェーンは興奮するのであった。

2日目の夜、何とも聞いたこともない叫び声がジャングルにこだました。

「あれはターザンだ!」とジェームズが教えてくれた。「ターザン?」

未だ見たこともない伝説の白い大きな猿「ジャングルの王者」だろう!とジェームズ

翌日、一行に険しい絶壁が立ちはだかる。ロッククライミングで越えなければ

目的地にはたどり着けないのだ。

ジェーンは初めてのクライミングに挑む。

そこを超えると、見えたのは何とも素晴らしい景色だったのだ。

白い砂浜と青い海。久しぶりにジェーンは海の中へ入れた。

ふと、浜辺を見ると そこに一頭のライオンがじっとジェーンを見ていた。

声も出ない恐ろしさに固まるジェーン。  その時、

勇ましい雄叫びと共に、一人の男が現れジェーンに寄ってきたのだ。

突然のことに恐れを感じたジェーンは逃げようとした。

ライフル銃の音と一緒にジェームズ達が駆け付け、ライオンと共に

その男もジャングルへ去って行った。

一行は先を急いだ。

やがて、後方から叫び声が聞こえ、ジェームズの妻アフリカが居なくなった。

誰かに連れ去られてしまったのか?ターザンの仕業か?

翌朝に今度はジェーンが居なくなった。

ジェーンが気が付くと、ターザンに担がれていた。とっさに腰の銃を取り

発砲すると、驚いたターザンはとっさに消え去った。

しかし、ジェーンはジャングルにひとり残されてしまった。

場所もわからないジェーンは怖々歩き出すが、巨大なニシキヘビが彼女を襲ってきた。

川の中に引きずり込まれ、しだいに意識が遠のくジェーン。

その中で、あの雄叫びが聞こえてきた。ターザンだった。

ターザンが巨大ヘビからジェーンを救い出した。しかし、その厳しい死闘にターザンは

近くに倒れこんだ。そこへ様々な動物たちがやってきた。象がターザンを住処へ運ぶ

ジェーンも彼が気が付くまでチンパンジーと一緒に見守っていた。そしてやがて、

彼女とターザンは言葉ではない形で会話をできるようになっていく。

一方、ジェームズ一行は居なくなってしまったジェーンを必死に探していた。

しばらくして、一行の銃声を聞きつけたジェーンがターザンと一緒に現れる。

驚いた一行が銃声を放ちターザンを追い払ってしまった。

そのあと、間もなく今度は未知の原住民に捕えられて集落まで連れていかれた。

そして集落のボス象牙王に、ジェーンは捧げられる儀式になるのであった。

どこからか、あの雄叫びが聞こえてきた。

すると、アフリカ象の大群に乗ったターザンが現れジェーンを取戻しに来た。

ボスとターザンの対決。ジャングルで鍛えたターザンの力は人間よりもはるかに強く

ボスの力ではかなわなかった。

ジェーンは急いでジェームズのところへ駆け寄るが、象牙王に傷を負わされた彼は

娘の手を握ると惜しくも息を引き取った。

そしてジェーンはターザンと残ることを決め、共にジャングルへ帰って行った。

いや~! ターザンって本当に今では懐かしいものです。

子供のころは、みんな知っていたターザン

今の子供たちは、聞いたことも無いでしょうが

時代ですからね~ 仕方ありません。

終わったんですかね~? こういうアナログ時代が

毎回いろいろな映画パンフレットを見て思うことは

いつも同じですが、我々の少年時代とは全く違うなぁ~と

昔を想い出している自分を客観的に感じることであります!

まったく歳を採ってしまった証拠ですよね~

能書きを最後に失礼しました!

それにしても、ボー・デレクは当時 魅力的でしたね~

*   *   *

今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。