「ビリティス」とにかく思春期には観たくなる映画なのだった!




思春期には欠かせない異性への興味と憧れ、

Bilitis ビリティス

特に主演の女の子が綺麗でしたねぇ~!

もうまるで妖精の様な感じですから。

1977年 フランス作品  昭和52年 ロードショー


この映画は当時世界的に有名なカメラマン デビットハミルトン の初作品でした。

たしかに脚本、演出などハミルトンの追い求めていた彼独特の妖美的エロチシズム
を漂わせていた作品となりました。(パンフレットの解説を参考)

とにかく、この主演の「Patti D’anbanville パティ・ダンバンビル」が

とっても妖精の様に綺麗でした! それだけでこの映画に興味があったのです。
監督のハミルトンはパリで彼女に出会った時、写真から抜け出た妖精の様に
写ったのでしょう!「ビリティス」は彼女にピッタリの役だったのです。

この少し前に「エマニュエル夫人」という映画がヒットしました。
当時はロリータというワードが無かったと思いますが、この映画はその
ロリータ版官能作品で、ヒットになったと思われます。

【簡単 あらすじ】

思春期真っ只中の16歳少女ビリティス(パティ・ダンバンビル)は、寄宿学校で
写真家のルカ(ベルナール・ジロドゥ)に出会い意識するようになる。その夏休み
南フランスのプロバンス地方で過ごすことに。父の友人の娘メリサ(モナクリステンセン
の家にお世話になる。ビリティスは、エレガントな美しさのメリサに好意を持つように。
ビリティスは、新婚のメリサと夫の異様な夜の営みを観て、男性に対しての怖さを感じる。
ある時、海へ2人と出かけると偶然ルカに会う。ルカと親密な関係になりそうだったが、
怖さを思い出し拒否してしまいます。代わりにメリサと女同士の関係に。夫と離れて
寂しそうなメリサの為に、ビリティスはパーティを開くが、そこに来たルカとメリサを
結ばせると淋しさが襲ってきた。そして、その辛い経験と共に夏休みは終わっていった。


いや~、綺麗な描写、演出が本当に見事な作品でしたね~!
さすが、有名プロカメラマンの撮り方、演出は芸術的だったと思います。
今想うと、本当に綺麗な女同士の絡み合いの場面だったのです。(芸術的に観て)

でも、当時の少年にそんなセンスなんか無かったことを、今こうして書いてると
痛感してしまっております!
ただ、本当に綺麗な少女でした!こうしてパンフレットを観ても
何十年後に観ても、きっとそう振り返るでしょうね。

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今回も 追想 ありがとうございました。