アナキン少年の成長が早すぎ?!『スターウォーズ・エピソード 2』




 

 

オビワンは、ジャンゴ・フェットの逃げた跡を追いかけていた。
惑星ジオノーシスへ近づいていた時、オビワンの機に気が付いたジャンゴは
小惑星体からオビワンの機を攻撃してきた。

オビワンの機が爆破したと思ったジャンゴ・フェットの船は
惑星ジオノーシスへ降りて行った。

それを観たオビワンの機は、同じく惑星へ降りていく。
ここは通商連合が大量のバトル・ドロイドを製造している工場がある。

その中で、通商連合の重要な会議が行われていた。
ドゥークー伯爵ジャンゴ・フェットの姿もあったのである。

通商連合の話だと、パドメ議員の排除が必要なのだという。
10年前ナブーの攻略に失敗した通商連合は、いまだに
恨んでいるのである。

この会議を観ていたオビワンは、このことをジェダイ評議会へ
知らせなければと思うが、あまりにも遠方で通信が届かず
ナブーにいるアナキンへ中継をするように発信した。

その頃・・
アナキンは、タスケン・レイダーのキャンプを探しあてていた。

ようやくキャンプの小屋に母の姿を見つけ出したアナキンだったが、
母は無残に痛めつけられた様子で、息も短かった。

アナキンの姿を一目視た母は、立派になった姿に喜び
そして息を引き取ったのである。

朝焼けの中、アナキンは母を失った怒りを抑えきれず
タスケン・レイダーのキャンプすべてを皆殺しにしてしまう。

ファーマーに戻ったアナキンは、パドメに罪悪感を打ち明けた。
オビワンに対しての感情も出して訴えたのだった。
そして母の遺体を胸に、ラーズ家の葬儀が行われた。

宇宙船に残っていたR2-D2は、オビワンからの通信を受信
アナキンとパドメに知らせた。

しかし、オビワンは途中で捕まってしまったのだ。
アナキンとパドメは評議会へ転送し、オビワン救出のため
ジオノーシスへ向かうことになった。

突然の事態に、ジェダイ評議会は緊急会議となり
クローン兵士の使用をどうするかとなった。

パルパティーン最高議長の力で、一時的な解決案として共和国軍の
創設を認可せざる負えないことを可決する。

一方、ジェダイ評議会のメイスはジオノーシスへ向かうジェダイを
集結させていた。

捕らわれて縛られていたオビワンは、ドゥークー伯爵に逢う。
ドゥークー伯爵は、オビワンを説得し仲間にしようとしたが、
オビワンは拒み続けた。

アナキンパドメは、ついにジオノーシスへ。
ドロイド工場へ忍び込み、オビワンを探すが逆に捕まってしまい
死刑場へ出されてしまうのである。

2人は闘技場のような場所へ出され、縛りつけられると
そこには、オビワンの姿もあった。

縛られている3人へ向かって、3匹の怪物が放たれる。
3人は機転を利かせ怪物から逃れるが、ドゥークー伯爵の兵士が登場

その時、メイスが現れて伯爵の首を捕らえようとした。
そしてジェダイ部隊がやってきたのだ。

ジェダイ部隊とドロイド兵士軍の戦いが始まったが
数で圧倒するドロイドに圧迫させられていた。

その時、ヨーダがクローン兵士を引き連れてやってきた!
たちまち自体は逆転し、ドゥークー伯爵の退散となった。

オビワンとアナキンがドゥークー伯爵の追跡をする。
いよいよ、2人と対決の時がきた。

しかし、ドゥークー伯爵のパワーは恐るべきレベル
2人でもかなわず、オビワンはフォースの力に圧倒され
アナキンも右腕を切り落とされてしまう。

そこへマスターであったヨーダが助けに入り
ドゥークー伯爵は逃げて行ったのだった。

こうしてアナキンとオビワンは、どうにか命は助かったが
伯爵を逃がしてしまった。

伯爵の逃げ場所は、なんとコルサントに向かっていた。
シスの暗黒卿ダース・シディアスは、伯爵に
「これで全て計画通りである」とつぶやいた・・

*   *

ジェダイ評議会は暗鬱な空気に包まれていた。
ヨーダは、今回の事件が戦争の始まりになったと予言した。

外にはパルパティーン最高議長の見守る中
クローン兵士軍の戦隊が集結し、新たな戦線へ出発していた。

そして、ナブーでは美しい湖の見える場所で
アナキンとパドメの婚儀があげられていた。

 

つづく・・・

いや~! 今回も色々と凝っているものを取り入れてくれたシナリオで
とっても良かったと思います。
ただ、冒頭でも記したように、アナキンの成長が早すぎて
もう少しじっくりと成長していく姿を観たいものでしたね~!

10年経ったパドメとアナキンが同じくらいの歳に思えてしまい、
前作のあの可愛いアナキンとは思えない、何か違う感じも覚えました。
(10歳も違うはずなのに・・という意味で)

また、比較的今回はオビワン・ケノービの活躍が目立っていたので
その点は上手く話をカバーできていたのかもしれませんね!

この後、エピソード3へ続くわけですが、アナキンがついに
あのダースベイダーへ変わっていった理由が解るストーリーとなっており、
ひとつの章が完結するわけです。

しかし、私としてはEP3の作品については前2部作よりも
だいぶ評価が低く感じてしまった為か、パンフレットが見当たりません。
したがって、ここに記することができないかもしれない事を
あらかじめお詫びしておきたいと思います。

*   *   *

今回もご一緒に追想していただき、有難うございました。