大きすぎるネコ達で恐いです!猛獣たちは本物だった映画「ロアーズ」




[ ロアーズ ]
ROAR

昭和57年  1982年ロードショー

大きすぎるネコたちです!なんとも危険な撮影だったでしょう!

この撮影でカメラマンも200針のキズをしたそうですし、
今ではCG技術で作れる時代ですけど、この作品は実物ですから
本当によく作りましたよね~

その昔、「野生のエルザ」という映画もありましたが、

人間に育てられ、慣れているといっても、ライオンですからね~!

のしかかられて300kgの重量は外せません! ジャレてきても
鋭い爪が触れてしまうと大ケガになるのでしょう!

パンフレットの解説によると

撮影の舞台となったマーシャル家は、ロサンゼルス郊外の広大な敷地(700000㎡)

まるでアフリカみたいな作りになっているようでした。(当時)

そこにいるのは、ライオン109頭トラ20頭ヒョウ12頭チータ2頭
クーガー9頭ジャガー2頭 そして アフリカ象が2頭  合計156頭
だったようです!

その1頭づつに名前がついていて、すべて一目で名前が分かるそうです。
(普通の人はみんな同じに見えてしまうけど・・)

これだけいると、餌代ってどのくらい?

メインは肉代 1日900kgぐらいで、1週間の金額が7500ドルということで、

なんと、一か月700万円になっていたそうですよ~(当時)

キャスト

マデリン役       ティッピ・ヘドレン

ハンク         ノエル・マーシャル

ジョン         ジョン・マーシャル

ジェリー        ジェリー・マーシャル

メラニー        メラニー・グリフィス

マチーボ        キアロ・マチーボ

スタッフ

製作、監督、脚本    ノエル・マーシャル

製作総指揮       バンジロー・ウエムラ

撮影          ヤン・ドゥ・ボン

音楽          ドミニク・フロンティエール

美術          ジョエル・マーシャル

それでは、このパンフレットから簡単に物語を想い出してみますかね~

【あらすじ】簡単に追想

ハンクはシカゴ動物園の獣医で、多くの動物を育ててきたが

檻に閉じ込められている動物たちが可哀そうでならなかった。

ハンクの夢は、動物たちをアフリカの原野に戻して自由に生活させ

そこで自分も一緒に生活できればと思っていた。

ある時、ハンクのその夢が叶う時が訪れたのだ。

当局の許可を受けたハンクは、手塩に掛けて育てた猛獣たち156頭

を連れてアフリカに渡り、共同生活を始めることができた。

それから3年、ハンクは現地の生活に自信がついてきたので

シカゴより家族を呼ぶことにしたのである。

ところが、その矢先に逸れライオンのトガーが現れ ハンクの猛獣たちが

殺気立ってしまい、規律が乱れてしまった。

ライオンや虎、ヒョウやクーガー、チーター、そしてアフリカ象が平和に

過ごしていた野生天国は、一頭の逸れライオンのトガーによって

あちらこちらで争いが起きてしまったのだ。

ハンクの計画を見に来たアフリカの委員会は、その殺気に恐怖を感じ

退散してしまったが、その中に野生動物管理局の局員がいた。

その局員は虎に傷を負わされてしまい、それを理由に猛獣狩りを実施提案する。

しかしそれは猛獣たちの毛皮を入手したい企みがあったのだ。

一方、空港に到着したハンクの家族らは、妻マデリンが迎えの時間を間違えて
しまい自分たちで家に向かうことに。

空港に向かったハンクは家族たちと会えずになったのだ。

家に着いた家族らを待っていたのは、殺気立っている猛獣たちだった。

ハンクの居ない夜を家族らは過ごさなければならないのだ。

翌日になり、野生の猛獣狩りが行われてしまう。

次々とハンクの猛獣仲間が倒されてしまう。

その最中、逸れライオンのトガーが現れてハンターらを襲ったのだ。

そして、ハンクの猛獣仲間のリーダー役でライオンのロビー

その逸れライオンのトガーが激しい対決に。

めでたくもロビーが勝ち、トガーの脅威は無くなった。

ハンクも家族と再会でき、猛獣たちと仲良くなった家族も

ここで一緒に暮らすことを決めるのだった。

ベッドに寝転ぶ人間とライオンの顔の大きさが、まったく違いますね~!

本当に赤ちゃんの時から育てれば、大きくなっても襲ってこないのですかねぇ~?

飼い主は おおっきい猫だと思えばいいって、言っているようでしたが

それにしても大きすぎでしょう! 立って2メーター以上あるし、300kgなんて

それにしても、冒頭でも言った通りに

よく作りました!

というわけで、
当時少年だった私は、こういう映画も観てたんですね~

*   *   *

今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。