同年代の方は、おそらく脳裏に流れる主題歌曲「ゴーストバスターズ」




『 ゴーストバスターズ 』
GHOSTBUSTERS

昭和59年  1984年 アメリカ作品

我々の年代の方はみんな、この映画のテーマソングを耳にしたのを
覚えているでしょう。レイパーカーJrの「ゴーストバスターズ」主題歌
覚えている人は、今 脳裏に歌が浮かんできたでしょう!

80年代は目覚ましく進歩したSFX映像のSF映画がたくさん製作されました。
ここでも、いろいろなSF映画をパンフレットから追想してきましたが
この作品のパンフレットを見た時、思わず主題歌が頭の中に流れてきたんですね~
それだけ、当時の映画音楽は強く残るものです。映像印象よりも。

公開当時、この作品のライバルは「インディジョーンズ 魔宮の伝説」という
スピルバーグの力作だったそうですが、見事に追いぬき
コロンビア映画史上最大のヒット作となっていたとのことです。

おばけ退治屋」日本語でいうとそんな感じでしょうか。
出てくるゴーストは合成映像もので、今振り返るとバカバカしく思えますが
それまで、便利屋みたいに「おばけ退治」を商売にするなんて無かったですから
それがまた面白かったんですよ!

真面目とふざけが半分半分のシナリオなので、おそらく今観ても、
最後まで観てしまう映画じゃないかと思うところです。

キャスト

ピーター役         ビル・マーレー

レイモンド         ダン・アクロイド

イーガン          ハロルド・ライミス

ティナ           シガニー・ウィーバー

ルイス           リック・モラニス

ジャニーン         アニー・ポッツ

ウォルター         ウィリアム・アザートン

ウィンストン        アーニー・ハドソン

スタッフ

製作        アイバン・ライトマン

監督        アイバン・ライトマン 

脚本        ダン・アクロイド、 ハロルド・ライミス

撮影        ラズロ・コバックス ASC      

音楽        エルマー・バーンスタイン

製作総指揮     バーニー・ブリルスタイン

それではここで、あらすじを簡単にパンフレットから見てみますね。

【あらすじ】簡単に追想

ニューヨーク、ここはどんな事件が起きても珍しくない街

ここに超自然現象を研究している大学の科学者が3人いる。
ピーター、レイモンド、イーガン 

ある日、市立図書館でゴーストが現れたと知らせに
3人が駆け付ける。図書館に蔓延る老婆の幽霊だ。
恐ろしい姿に変わったゴーストに驚き逃げる3人だった。

大学に戻った3人だが、研究費が打ち切られてしまったあげくに
クビにされてしまったのだ。

「こうなったら、超常現象で商売を始めよう!」と3人は
ゴースト退治の商売!」と決めるのだった。

オンボロアパートを使って商売開始、宣伝も行った。
そして、第一号の仕事がくる。

ティナというチェロの奏者、冷蔵庫から聞こえる不気味な声に
いつも悩まされていた。

数日後、今度は高級ホテルに現れたゴーストを退治にいくと
大乱闘の末、アグリーゴーストの捕獲に成功する。
これによって、全米のマスコミに取り上げられ話題になった。

仕事の依頼など繁盛していくゴーストバスターズだが
ピーターの恋心を掴んだティナに、冷蔵庫からズールという
ゴーストが襲ってきたのだ。

ティナはズールに乗移られ、ズールに姿を変えてしまった。
ズールはピンツというゴーストを探している。
合体すれば世界は悪魔の支配下におかれるというのだ。

その頃、ピンツに乗移られたルイスという税理士が事務所へ訪れた。
イーガンとレイモンドは、彼を保護する。

しかし、環境庁の役人ウォルターがやってきて 捕獲しているタンクを
開いてしまった。
ゴーストたちは、ニューヨークの街へ散っていったのだ。

破損してしまったアパートビルの屋上で、ルイスはズールと出会うと
その悪魔の門が開かれてしまう。
ピーターはウォルターによって留置所へ入れられていたが、市長に
呼ばれ市の委任を受けると、再びゴーストバスターズが出動となる。

黒人のウィンストンを加え4人となって夜の街へ

屋上はすでにゴーザ寺院というものが出現していた。
ティナとルイスは、恐ろしいテラードッグに変身している。

ゴーザは巨大なマシュマロマンになって出現
街を混乱に陥れるのである。

ゴーストバスターズは力を合わせ、ゴーザ寺院に向け攻撃をすると
寺院は砕け落ち、巨大なマシュマロマンも溶けていくのであった。

こうして、ゴーストバスターズの勝利によってニューヨークの街は
救われたのである。

ゴーストバスターズの商売はこれからも続いていくであろう。

いやー! やっぱりシガニー・ウィーバーは「エイリアン シリーズ」だけに
収まっていて欲しかったと、当時も思いましたね。
どうしても、リプリーって見えちゃうもので・・

それにしても、最後のデカいのはスポンサーが「ミシュラン」?って
思っちゃいましたけど・・(当時の少年は存在知りませんでしたけど)

今でもそうですが、仲間うちで一緒に団結して何かを達成させるという事は
本当に力が漲るほどにワクワクしますよね~!
ゴーストバスターズの車も制服も、粋な感じで良かったと思いましたし。

この映画は、その後パート2や2000年代にリメイク版、ゲームも作られたみたい
ですが、この元祖第一作目にはとうていヒット及ばなかったのでしょう。
私が観に行かなかった位ですから。

*   *   *

今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。