出てきたパンフレットをあらためて観ると、この映画が
当時、邦画で一番印象に残っていた気がしますね~。
と同時に テーマソング「You are love ユーアーラブ」
が脳裏にながれていくのでした。
昭和55年 1980年 角川映画作品
当時の私(少年)は邦画にはあまり興味が無かったのですが、
学校でも話題ににもなっていたので、これは観に行ったのです。
それだけヒットしていた話題の映画だったと思い出します。
(興行収入出ても採算が合わなかったぐらい製作費がかかったらしいですが)
そのテーマ曲は、今でも脳裏に浮かぶくらいですから何回も聴いてたのでしょうね。
なにせ当時は少年ですから、危険な細菌兵器なんか詳しく知らないものの
人類滅亡の危機的な物語を、真実味溢れる描写で作られていたので
子供でも感動した様な覚えはあります。
あと、当時の出演者で印象に残るのは「オリビア・ハッシー」が可愛いかったのです!
もちろん他のキャストも豪華メンバーだったのですが、やっぱり少年に残るのは
可愛いヒロインだったのですよ。主演の草刈正雄もまだ若い青年でしたね~!
お互いに歳をとったものです。
アメリカ大陸や南極へのロケを行い、当時の邦画としては
広大なスケールの作品だったので、かなりの製作費が必要だったようです。
(パンフレットにもそのロケ地の事がありましたので載せてみました。)
* * *
【簡単なあらすじ】をパンフレットから追想。
東ドイツの陸軍細菌研究所から、新種のウィルスが持ち出されてしまう。
この猛烈な毒性のウィルスは物凄い増殖力だった。ウィリスを運び出した
スパイの飛行機がアルプスの山中へ落ちてしまう。暖かい季節が到来すると
ヨーロッパの各地がこの活性化したウィリスに汚染されていった。次々と
倒れていく人々。やがて細菌兵器と解ったがすでに遅く、低温の南極に
いる人類を残してすべて壊滅した。しばらく時は流れ、アメリカで大地震が
起きることが予想され、その影響により自動的にソ連へ向けて核ミサイルの
スイッチが入ってしまうかもしれないと分かる。そうなるとソ連側も自動で
アメリカ大陸や南極基地へ飛ばせるかもしれない。それを阻止するべく
米カーター少佐(ボースベンソン)と吉住(草刈正雄)はワシントンへ。
しかし、決死行も虚しく両ミサイルは防げなかった。世界は核で終わる。
数年の歳月が経過した。住吉は生き残って歩き続けている。
あのウィリスは、核爆弾の放射能により力を無くしいた。そして
いつの日かみんなのもとへ住吉は辿り着いた。
~ 完 ~
とにかく、この映画のパンフレットを見ただけで
あのテーマソングが聞こえてくるのは、私だけではないはずです!
やっぱり聞こえてきましたでしょ? あのテーマソング。
* * *
今回もご一緒に追想頂き、ありがとうございました。