思春期は少年と同じに少女にもやって来るのです~!映画「ガールズ」




【 ガールズ 
GIRLS

昭和56年  1981年ロードショー

だいたい今まで載せてきた青春系映画のパンフレットは
思春期の男の子のドキドキ体験ものだったのですが、
今回は女の子達の思春期物語「ガールズ」っていう映画なんです!

当時の少年(私)は、こんな映画も観に行ったんですね~
(ほとんどパンフレットを見て思い出すんですが)

でも、この映画のテーマソングで「あ~あれか~!」と
少し思い出すのでした。

この映画を10ccの曲で思い出す方もいるでしょう!

この頃って「青春映画はフランス作品」って感じに多かったですね~

「エマニュエル夫人」「個人教授」「青い体験」などフランス製が
本当に世界中にロードショー制覇していた時代だったなぁと感じますよ。

今では、こういう少年が喜んで観に行く様な映画って作られて無いんじゃないか
と思います。スマホが少年時代さえ変えてしまっているんでしょうか。

主なキャストをこのパンフレットから見てみましょうかね~

アニー役    ゾエ・ショヴォー

カトリーヌ   アンヌ・パリロー

スザンヌ    シャルロット・ワリオ

ベティ     イザベル・メジア

ベルナール   クリストフ・ブルセイユー

ジェローム   フィリップ・クルベール

マダムフラヴァン  ルイズ・マルロー

ポールタルキエ   ジャン・ダルマン

スタッフ

プロデューサー  レオン・ズラタ
クロード・レジェ

総指揮      ピーター・クローネンバーグ

監督 脚本    ジュスト・ジャカン

音楽       エリック・スチュワート
         (10cc)

それでは、このパンフレットから簡単なストーリーを
想い出してみましょうね~

【あらすじ】簡単に追想

ここはパリ。
思春期最高潮の4人の仲の良い少女たちが主人公

アニー16歳、スザンヌ16歳、ベティ15歳、カトリーヌ17歳の4人

それぞれ家庭の事情はあるが、いつもの仲良しグループ

今夜もディスコへお色気で店の男に入れてもらえるのだった。

4人はトイレを占領し、おめかしに急ぐ。

いい女に化けると、いろんな男たちが寄ってくるので気持ちが躍るのだ!

朝帰りを親に見つからないように窓から帰宅したスザンヌとベティ姉妹。

だけど洗面所で父とバッタリ遭い、なんとも場が悪かった。

スザンヌにぞっこんのベルナールは、いまひとつ気に入ってもらえないようだ。

カトリーヌの母は、朝帰りの事をまったく心配しないので彼女は逆に不満に思う。

次の日、彼女ら4人とベルナールは一緒に映画館へ。裏口から忍び込むが、

映画館に勤めるジェロームに見つかった。ジェロームはベティに興味があるようだ。

そして、ある日ベティはジェロームと初めての経験を迎えるのだった。

ベティは仲間に初めての経験を祝福されたのだが、すぐにそれは悲しみになる。

プレイボーイのジェロームにとっては、ベティは遊びの一人だったのだ。

しかも、ベティは妊娠となってしまった。

怒った仲間たちが、さっそくジェロームに罰を与えに行き

映画館の仕事をクビにさせたのだ。

ベティの中絶には4千フランかかるので、仲間たちは大事なものを売ったり
ちょっとした盗みをしたりするが、まだ少し足りない。

そこで思いついた計画は、3人が娼婦の格好に扮して金持ち男から
持ち逃げしようという作戦だった。

カトリーヌ、スザンヌ、アニーがそれぞれ娼婦に化けて準備万端

高級クラブへ潜入するのである。

作戦失敗したアニーとスザンヌを残して、カトリーヌは男と行ってしまった。

カトリーヌは部屋で男がシャワー室に入っている間に計画を実行するはずだった。

・・・

後日、無事に病院からベティが帰ってきた。

若き彼女たちのひとつの経験は、深く心に残っていくだろう。

そしてまた様々な経験を得て、大人になっていくだろう。

思春期の異性に対する興味って、少年だけではなく少女にもあるものだなぁ~って
この映画を観て知ったものですが、当時の私が中学生だった頃
クラスの娘達にはそんな素振りを全く感じ無かったんですよね~

今、ふと思い出したのですが 中学生にもかかわらず、
一人だけ異常に発達した体つきの同級生がいたのを・・
プールの授業で男の子達はみんなビックリでしたね~!

もっとも、同年齢なのに背も高くって大人の女性の様でしたから。
食べ物も良かったんですかね~
(まだファーストフードなって無かった時代ですけど)

*   *   *

今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。

次回は、どんなパンフレットが出るのでしょう。