「リトル・プレイボーイ」
チャーリー&スーピー/ラブタッチ大作戦
Charlie and The Hooker
昭和53年 1978年 アメリカ・スペイン合作
この「リトル・プレイボーイ」というのは日本での映画名でサブタイトルは「チャーリー&スーピー/ラブタッチ大作戦」といい、日本人でも内容を分かり易くつけたのでしょう。
原題名は「Charlie and The Hooker」のようでパンフレットの表紙などにも記載されています。
日本での公開はすこし遅れて上映されることになったようですが、その日本題名のおかげで、思春期の少年だった私も何となく分かり、観に行きたくなったのでした。
この映画は思春期の少年達にはとっておきの内容だったのですね~
なんたって興味をそそる内容そのものでしたし、なおかつ出演女優のお姉さんが、また美人でそそられるタイプでしたよね~!
今、こうしてパンフレットの写真を見ても「こりゃ、その通りだよなぁ~」って思いますね。
興味深々の少年にとっては、まさに「憧れのお姉さん」なのでした。
ちょうど、小学校高学年から中学校ぐらいの歳で、異性に対しての興味は大きくなるいっぽうなので、友達とこういった「そそられる映画」を喜んで観に行ったものです。
それでは、このパンフレットをみて
簡単にストーリーを追想してみましょうかね。
【簡単に あらすじ】
まさに思春期の14歳チャーリー(フランシス・サマーズ)は親友のスーピーと
今日も教会でアルバイトしているが、両親を亡くして叔母のところにいる。
なのでいつもアルバイト代は叔母にほとんど取られてしまうのだ。
親友のスーピーは悪賢いので、教会に懺悔をしに来る人を騙したりして
お金を巻き上げちゃったりしてる。ある時、二人は懺悔に来た綺麗な女性の後を
追ってのぞき見とかしてしまう。
その綺麗な女性はクリスチーナ(ベアトリス・ガルボ)でナイトクラブでダンサーをしているのをつきとめた。
仲間とみんなで店に行き、中に入ろうとしたが、運よくチャーリーだけが入る事ができた。
チャーリーはお酒を飲み過ぎて、意識不明になってしまうが気が付くとベットでクリスチーナと寝ていたのだった。
優しい彼女に夢中になってしまったチャーリーは、彼女の懺悔を録音したテープを取り返しに。
お金を出せば返すという事になり、スーピーに渡すお金のために失敗し家を出されて彼女のところへ。チャーリーは妻子持ちの男から彼女を助ける作戦を計画。
作戦は成功したが、失恋した彼女はコールガールへ戻ってしまう。それを見てチャーリーは彼女に真剣な自分の思いをぶつけようと必死に。
そしてクリスチーナはチャーリーの真剣な想いを受けとめるのでした。
めでたし、めでたし
まだ、若き少年の純粋で真剣な気持ちがとても良いですね~!
初めて人を愛するという経験は、本当に素晴らしいものです。
親以外の人を好きになる、興味を持つようになる思春期。
自分にもあったんですよね~忘れてしまうものですが。
こういう思春期の映画を振り返るってみると
あの頃の自分のことも、同時に想い出すものですね~
友達と遊びに行ったことや、学校のこと、家の庭のことさえ。
* * *
今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとうございました。
また次回の映画パンフレット追想でお会いしましょう!