題名を聞いただけで懐かしい思春期を想う「リッチモンド・ハイ」




初体験 リッジモンド・ハイ
FASTTIMES AT RIDGEMONT HIGH

昭和57年  1982年 アメリカ作品

この映画を観に行ったのは、「パラダイス」のフィービーケイツが出演していたから

という単純な理由だったのですが、なぜかこの題名だけで懐かしい時を匂わせられます。

特に この映画のテーマソング「Jackson Browne – Somebody’s Baby 」と

そしてもう1曲印象的な曲「TIMOTHY B. SCHMIT – So Much in Love」 が

この映画を観た頃の思春期時代を懐かしく思い出させるのです。

まったくこの頃毎日聴きましたね~ けっこうヒットもしたと想います。

また、「Ravyns – Raised On The Radio」 もこの映画の時代を

とっても良く表わしてくれます!

今回この映画の主演はフィービーケイツではないようですが、しっかりと若いボディを

披露してくれていますので、それを見たいためだけに行ったのでしょうね~。

青春映画には付きもののポップスも24曲取り入れられています。

こういう点は「アメリカングラフィティ」や「グローイングアップ」と同じ感じですよね!

キャスト

ジェフ・スピコリ       ショーン・ペン

ステーシー・ハミルトン    ジェニファー・ジェーソン・リン

ブラッド・ハミルトン     ジャッジ・ラインホールド

マイク・ダモン        ロバート・ロマナス

マーク・ラット・ラトナー   ブライアン・パッカー

リンダ・バレット       フィービー・ケイツ

ミスター・ハンド       レイ・ウォルストン

スタッフ

監督      エイミーヘッカリング

製作      アート・リンソン

        アービング・エイゾフ

製作総指揮   C・O・エリクソン

原作 脚本   キャメロン・クロウ

撮影      マシュー・R・レオネッティ

それではここで、ストーリーを簡単にパンフレットから見てみましょう

【あらすじ】簡単に追想

15歳のステーシー・ハミルトンと17歳のリンダ・バレット

ロスはアップダウンにあるリッジモントハイスクールの生徒である。

すでに体験が済んでいるようなリンダと、奥手なステーシーは

学校が済むとウエイトレスのアルバイトをしている。

そんなステーシーの悩みは、早く体験を済ませたいということ。それも

リンダの影響があるからみたいだ。そんなある日にステーシーにお気に入りの

男の子が現れ、リンダの後押しも合ってデートの約束をする。

男女共学の学校は、個性豊かな生徒ばかり、いろいろと斡旋して稼ぐマイク

ステーシーを気に入っているチビのマーク、ステーシーの兄ブラッドは暢気に

ハンバーガーを焼いている。サーファー野郎のジェフ

 

夜中にステーシーはこっそりと家を抜け出し、デートであっさりと大人に。

それからの彼女はまるで人が変わったようであった。自分に気があるマークを

誘ってその気になるのだが、真面目な彼は一戦を超えようとしないことに呆れる。

ある夜、ハミルトン家でダブルデートしているところに、兄のブラッドが帰宅

リンダの水着姿を見たブラッドは、彼女に悩殺されてしまう。

ステーシーはマイクともついに体験をしてしまうが、それで事件が発生

そのことで妊娠をしてしまうのだが、肝心のマイクは知らんふり

リンダは怒ってマイクの愛車をメチャメチャにペンキでお仕置きをする。

やがて学校は頭の痛い試験シーズンへ。生徒達は先生の目を逃れてカンニング。

ジェフは単位が取れなくて落第に。そしてその後は卒業シーズンへ続くのだ。

ステーシーはマイクとの事件で気落ちしているが、求めていたのは

本当は体験ではなく、愛なのだと気づき始めるのだった。

マークはステーシーに対して愛で接してくれていることを感じた。

ハチャメチャな学園生活はステーシーらにとって、青春そのものなのだ。

 

 

まぁ、とにかくハチャメチャな青春学園ものがたりを表わした映画は

この頃はけっこう多かったですよね~!思春期の男子達にとって

ドキドキするような異性への憧れや興味は、こういう映画でも見ることができました。

当時の少年(私)にとっては、とっても良かった時代だったと思います。

時代は変わり、今ではこういう種類の映画はあまり見られなくなったと感じますね~

スマホやパソコンでいろいろ観られる時代になって、当時必ず買っていた「ぴあ」も

ネットのために必要性が薄くなってしまいました。

脳の記憶というものは、本当に不思議なものです。

映画に流れる曲を聴くだけで、その頃の匂いみたいなものを思い出させるのですから。

*   *   *

今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。