1978’「コンボイ」はカッコよくてこれに憧れていた少年でした!




[コンボイ]
CONVOY

昭和53年  1978年ロードショー

このパンフレットの表紙からして、凄くカッコよくってね~
この「コンボイ」、とっても憧れてましたね~!

日本映画では「トラック野郎」という映画も好きで観に行ってましたが、
アメリカの大きなトレーラーが連なって堂々と走るのが堪らなく好きでしたよ~!

当時、ミニカーでこのトラックが売ってまして、買ってもらって
弟と「コンボイごっこ」をやっていたのを覚えていますね~
(トラック野郎ごっこもやってましたが・・)

このマック社のトラックに乗っている〔ラバーダック〕がサングラスをかけて
運転している姿が、またカッコよかったんですね~!

*キャスト*

ラバーダック役・・・クリス・クリストファーソン

メリッサ役  ・・・アリ・マックグロー

ビッグペン役 ・・・バート・ヤング

ライルウォーレス・・アーネスト・ボーグナイン

スパイダーマイク・・フランクリン・アジェイ

ウィドウーマン・・・マッジ・シンクレア

監督・・・・・・・サム・ペキンパー

製作総指揮・・・・マイケル・ディーリー

製作・・・・・・・ロバートMシャーマン

さすがにアメリカは日本が25個も入るだけあり、広大です!

私もその昔、アメリカ内陸部の広大な大地をバスで旅したことがありましたが、
まっすぐに伸びる一本道には日本には無い光景がありました。

まさにこのコンボイの映画に出てくるような広大な光景です!

何も無い大地を走っていると、たまにすれ違うんですね~
「コンボイ」に出てくる、こういうトラック達と。

その時 私が走ったのは、アリゾナ州からユタ州あたりでしたが
この作品の撮影はニューメキシコ州アルバカーキーあたりだったようです。

日本の大型トラックなんか走ってません・・(日本車が売れていても)
みんなこの映画に出てくるトラックでしたね~(当時は)

今では たまに日本でも走っているのを見かけますが、アメリカのは
さすが大きさが違いましたね~

全長  6.14m  全幅 2.45m  全高 2.96m

許容トン数  68t

エンジン V8 475馬力  14160cc
だいたいオートマ

それでは、このパンフレットを見ながら簡単にシナリオを
観てみましょうね~

【あらすじ】簡単に追想

広大な砂漠地帯を巨大なトラックが走っていく。そのトラックの持ち主は
ラバーダッグ」と呼ばれている男。

女の運転するジャガーが追い越してきたので、スピードを上げ並行するが
パトカーに発見されて、ラバーダッグだけが止められた。
ジャガーは走り去っていく。
スピード違反だと言う警官を上手くあしらって、再び走り出し
無線で仲間のトラックへ情報を流す。トラック野郎達はCB無線で
情報をやり取りして協力していた。

ビッグベンから応答が入った。さらにスパイダーマイクも続いている。
彼らは、覆面パトカーに捕まって罰金を付けられていた。
ライルウォーレスは長年のトラッカー達の宿敵保安官だった。

トラックの溜り場レストランに着くと、ジャガーの女がいた。
ジャガーのタンク漏れで故障していたのである。

そこへライル保安官もやって来た。
違反トラックを見回り、スパイダーマイクに言いがかりをつけ逮捕すると
言ってきたので一騒動となり、保安官はノックダウンしてしまう。

ラバーダックがその場で活躍したとなって、みんなのリーダーとなってしまった。

そして、彼を先頭にコンボイを組んでトラックは州境へ向かって出発となった。

気がついたライル保安官は、血相を変えてラバーダック達を追いかける。

ふと、いつの間にかジャガーの女メリッサがラバーダックのトラックに
乗り込んでいたのだ。

驚いた彼は思わずハンドルを左右にしてしまうと、そこにライル保安官の車が
ちょうど居たため、保安官の車は避けようと看板に突っ込んでしまったのだ。

ライル保安官は、ついに我慢の限界がきた。再び追いかけにくるのだが
運悪くトラック同士の間に挟まれて、ポンコツ車となってしまった。

コンボイはニューメキシコ州へ入ると、他のトラッカーらもCB無線を聞いて
どんどん集まっていき、それはそれは長くなっていく。

そうした中、メリッサとラバーダックは奇妙な親密感になっていく。
コンボイはまるで、規制や警官への不満でデモ行進の連なりのようだった。

巨大な集まりとなって走っていくコンボイ行進に、FBIまで出動する事態になってしまう。

しかし、ラバーダックの荷が危険物だと知った警官らは急いで封鎖を解いて

町の道路を交通ストップさせ、人々は不思議な光景をみることに。

パトカーや白バイに先頭につかれ、ラバーダックの長い長いコンボイが中央通りを
抜けていくのであった。

こうした光景をマスコミが報道し始めた。次々にTV局のニュースが映し出され
ラバーダックの「我々を止められない!」メッセージに、さらに全米からの
トラック達が集まって来るのだった!
TVやラジオを聞いて集まるのはトラックだけではなく、暴走族や、
関係のない車両までもだった。

その騒動は州知事までも動かしてしまう。彼らの意見要望を聞くとの事で
ある小さな町で、会見することになったのである。

小さな町はコンボイ軍団の登場に、住民で歓迎の垂れ幕などを作って迎えていた。
町はコンボイのキャンプ場となっていた。様々なトラッカー達でお祭りの様だった。

妻のお産が近いというスパイダーマイクが、一足早くコンボイから抜けて帰ることに。

それを知ったライル保安官と、恐れられていると言われる警官タイニーアルヴァレス
マイクを追って逮捕、牢獄に入れてしまう。

それを聞いたラバーダックは、州知事との会見を打ち切り
急いでマイクを助け出しに向かうのであった。

仲間の仕打ちにラバーダックは怒りで突っ走る!
信号も、料金所も関係ない、ノンストップだ。

夜が明けて、ライルとタイニーが事務所で
遠くから何か地響きが聞こえてくるのである。

コンボイが攻めて来ることを恐れて、二人は逃げ出した。

トラックは2人を追いかけ町へ突っ込んできた。
コンボイは前にある全てをぶっ壊して追いかけてくる。

コンボイで追い詰めた2人を捕まえ、マイクを助け出した。

会見を打ち切られた州知事は怒り、軍隊を呼んでいた。

マイクをメリッサに送ってあげるよう頼んだ。

コンボイは、また走り続けていた。

ハイウェイの先、橋のところで軍隊が待ち構えていた。
銃器や戦車も集まっていたのだ。

そこにM60マシンガンを構えているのは、
ライル保安官であった。

ラバーダックのトラックが近づくと、銃弾が放たれた!

撃たれても突き進んで止まらないラバーダック。

だが、トラックは橋の中央で強力な銃弾に

無常にも爆発し、橋からトラックは落ちていった。

いや~!だんだんとニュースを聞いたトラック達が、各地から集まり
巨大なコンボイができていくところなんて、凄い興奮したものですよ~!

このパンフレットの解説では実際の撮影に、約150台の参加があったらしいです。
トレーラー部分を合わせると、18輪の長さが150台ですからね~
それは凄い長さだったのでしょう!
(日本では撮影は無理ですね)

また、この映画の追想と一緒に
トラックのミニカーで「コンボイごっこ」するのが楽しかった時代を
思い出しました~!
一台じゃコンボイにならないので、何台か買って縦に並べたことさえも。

コンボイに影響された、皆さんもそうでしたか?

*   *   *

今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。