[ヒッチハイク]
HITCH HIKE
昭和53年 1978年ロードショー
この作品では、衝撃的な強姦シーンがポイントとなってたようですが
それとは別に、人はお金によって変わってしまう皮肉さを訴えているような
そんな結末になっているのでありました。
もっとも、当時の少年(私)としての本当の興味は、やっぱり綺麗な主演女優
コリンヌ・クレリーが目的だったのでした・・
(ただ主演の女優の生々しい演技に興味深々だっただけかもしれませんが)
この作品の前に主演していた「O嬢の物語」は観ていませんでしたが
当時の月刊誌「ロードショー」か「スクリーン」でこの「ヒッチハイク」を
知ったと思います。
そこで、綺麗な女優コリンヌクレリーの生々しい場面に
魅かれて観に行きたいと思ったのですよね~!
しかも、その興味をそそられるシーンが思春期の少年にとっては、まさに興味深々なことでしたからね~!
たぶんですが、友達とワクワクしながら行ったんじゃないかと思いますよ~
主演男優のフランコ・ネロは、たしか西部劇「真昼の用心棒」をTV映画で観ていたので、顔は知っていたのですが、名前まで興味はありませんでしたね。
まぁそんなことで、このパンフレットを見て久し振りに主演女優の美人さを想い出したのです。
それでは、このパンフレットから簡単にあらすじを追想してみますね。
【あらすじ】簡単な追想
イタリアの記者ウォルター(フランコ・ネロ)は妻のイブ(コリンヌ・クレリー)とアメリカをキャンピングカーで旅をしていた。
ある時、ネバダからカルフォルニアへ移動途中、故障車の前でヒッチハイクをしている男を車に乗せて町まで送ってあげようとした。
そして話をしていると、しだいに男の態度が怪しくなっていった。ウォルターは男を車から引きずり出し、殴りつけようとしたが男はピストルを手に脅してきたのであった。
ウォルターとイブは人質になって、車を再び走らせる。ラジオのニュースでその男は強盗犯人だと解った。
夜になり車でキャンプとなったが、ウォルターは手足を縛られ身動きができなかった。
そして、イブがウォルターの目の前で男の餌食になるのだった。
事が終わり、男はウォルターにピストルを突き付けてきた。その瞬間、男は銃声と共に倒れていったのだ。見ると妻のイブがライフル銃を持って出てきた。
イブが男を撃ったのであった。残された死体と強盗金を積んで、二人は旅を続けることに。
翌朝、途中のドライブインで食事をとっている時、バイクの若者たちに話しかけられたがウォルターは軽くあしらった。その若者たちは2人を追い越し、待ち伏せして罠をしかけて待っていたのだった。
2人を乗せた車は、若者たちがしかけた罠によって崖下に落ちていった。若者たちは横転した2人からウォルターの持っていたお金を取ると、喜んで去って行った。
どうにかウォルターは車から出ることができたが、イブは動けない状態だった。
強盗金のバックは若者たちに気づかれず残っていたのだった。
ウォルターはそのバックを見ると笑い、殺した男を横転した車に入れて、イブの隣に置いた。
そして、ウォルターのヒッチハイクが始まるのだった。
– 完 –
いや~! 最後は「ヒッチハイク」という題名が、やっと納得させられた感じで
ストーリー的には凄いというものではありませんが、やっぱりあのイブのシーンで印象がいっぱいになってしまうのでした~!
ここでは、そのシーンを載せられないのが大変残念ですが、ユーチューブで検索してみると今でも観ることが出来るかもしれませんよ~!
とにかく、当時の少年には興味深々のシーンがある映画でした~!
* * *
今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとうございました。
次も興味深々の映画かな?