少年には、ちょっとマニアック過ぎた映画?「時計じかけのオレンジ」

[時計じかけのオレンジ]
A Clockwork Orange

昭和46年   1971年

当時の少年(私)にとって、この作品はちょっと難しい内容だったのですが、
なにせ、変わったエロチシズム表現されている場面が多くあったので
なぜか興味をそそられたのでしょう。

様々な曲、音楽に合わせて暴れ、暴行を重ねる未来の少年達の表現
その音楽が、交響曲や行進曲がメインで使用されている点は当時、
なんとも「マニアック」な映画だったのではないでしょうか。

近未来を舞台に、凶暴性のある若者の性質について独特な表現が
この作品の特徴だと思いますが、そんな細かな事など考えず
当時の少年(私)は観たのでしょうね~。

このパンフレットを見てみたら、監督はスタンリー・キューブリックでした!
今はもう故人となってしまっておりますが、どっかで聞いた事のある名前ですよねぇ~
2001年宇宙の旅」や「シャイニング」などで有名になった監督でした。

『簡単なあらすじ』(少々ウィキ参考に)

舞台は近未来のロンドン。15歳のアレックス・デラージをリーダーとする
少年4人組は今夜もコロヴァ・ミルク・バーで、ドラッグ入りミルクを飲みながら、
いつものように無軌道的な暴力行為の計画を立てていた。

アレックスたちは酔って寝ていたホームレスを棍棒でめった打ちにする。
ほかのグループが廃墟で少女を強姦しようとしていたが、
見計らったかのようにアレックスたちが、全員を棍棒で叩きのめす。

その乱闘中にサイレンの音が近づき、アレックスたちは逃走する。

また、盗んだ車で郊外へ走り、中年作家の家にマスクを被って押し入り
「雨に唄えば」を歌いながら暴れ、作家を押さえつけ目の前で作家の妻を輪姦した。

翌日、いつものように学校をサボったアレックスは、レコード店で引っかけた
女の子2人と自宅で乱交する。

その夜仲間と共に金持ちが住む一軒家へ強盗をするが、
仲間から裏切られ、彼だけが警察に逮捕される。

アレックスは刑期短縮のため、「ルドヴィコ療法」という実験材料になる。
拘束服で椅子に縛り付け、クリップで見開いた状態にまぶたを固定し、
残虐描写の映像を鑑賞させ続けられるのだった。

実験によって暴力や性行為に生理的拒絶反応を引き起こすようになるのである。
映像のBGMに使われていたのは、偶然にも彼が好んで聴いていた
ベートーヴェンの第九」であった。

その後のアレックスは、最も敬愛する第九を聴くと、吐き気に襲われ倒れてしまう体に。

しかしそれは犯罪に向かう暴力の根本的解決ではなかった。
アレックスは暴力に対して無防備となり、それに抵抗する能力を失ったのだ。
それはまるで中身が機械でできている人間『時計じかけのオレンジ』だった。

そして、羊の様におとなしくなってしまったアレックスが出所した。
しかし、親から追い出されて途方にくれてしまっていると
以前 リンチしたホームレスに逆に暴行を受けてしまう。

また仲間だった連中が警官になっており、アレックスを見つけると虐めてくるのであった。

ボロボロになって助けに求めた家は、以前押し入った作家の家だった。
作家はそれが昔の犯人だと知ると、薬入りのワインを飲ませ
アレックスに復習をするのであった。

いたたまれず自殺を図ったアレックスだったが、気がつくと病院のベッドだった。

目覚めたアレックスは、元のように暴力的なことに違和感を覚えるような性質では
なくなっていたのである。

元に戻ったアレックスの微笑みは、同じ邪悪の顔つきそのものであった。

近未来の想像での描写が、けっこう特殊なので当時の少年にはちょっと難しかったかなぁ~
今振り返ってみれば、そう思います。

昔は、成人向け映画という以外に「15歳以上」などの年齢制限は無かったのですが
この作品には所々にある過激な暴力や強姦シーンなどで今現在だったら、
年齢制限付き?になるんでしょうね~
または、上映(公開)禁止みたいな作品になっていたかもしれないとも思いました。

原作の小説では、少しこのストーリー、構成が変えられている様ですし、
また、少しですがアレックスのその後(続き)もあったそうです。

なんとも昔はいろんな映画がありましたねぇ~!

今回もご一緒に追想していただき、誠にありがとう御座いました。

お次は押入れからどんなパンフレットが出てくるのでしょうか。

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