『 スーパーガール 』
SUPERGIRL
昭和59年 1984年 ロードショー作品
以前、追想した「スーパーマン」の女性版として、コミックで登場したのが
1959年だったとありますが、彼女はスーパーマンの従妹だったなんて
今回パンフレットを改めて見て知ったものですよ!
当時少年だった私は、そんな細かいことなんて考えもせず
ただ、金髪の綺麗なお姉さんが興味あっただけで観に行ったのでした。
当時、新人で初主演に抜擢されたこのヘレン・スレイターは19歳で
少年にとっては、本当に綺麗な憧れのお姉さんに感じたのですね~!
そんな綺麗なお姉さんなのに、とても強い感じというのも
少年には凄くそそられるものだったのでしょう!
なんて言っても、スーパーガールのコスチュームが
またスタイルがいい女性でないと着れないものでしたし~
とにかく、思春期の少年には映画のストーリーなんて二の次で
綺麗なスタイルが、はっきりと露わになる姿が一番だったのかもしれませんね!
キャスト
スーパーガール役 ヘレン・スレイター
セリナ フェイ・ダナウェイ
イーサン ハート・ボクナー
ナイジェル ピーター・クック
母 アルラ ミア・ファーロウ
ジミー・オルセン マーク・マクルーア
ルーシー・レーン モーリン・ティフィ
ビアンカ ブレンダ・バッカロウ
父 ゾーエル サイモン・ウォード
ゾルター ピーター・オトゥール
スタッフ
製作総指揮 イリヤ・サルキンド
製作 ティモシー・バリル
監督 ヤノット・シュワルツ
脚本 デビッド・オデル
撮影 アラン・ヒューム
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
それではここで、あらすじを簡単にパンフレットから見てみますね。
【あらすじ】簡単に追想
スーパーマンの故郷、惑星クリプトン。
その崩壊した星の生き残れた人達は[アルゴ・シティ]という
新たな半球の世界を発見した。
スーパーマンの従妹にあたる、若く美しい娘カーラは
ある時、このアルゴ・シティにとって大切な物質の
[オメガヘドロン] という小さな玉を誤って宇宙に放ってしまった。
彼女はそれを必死に追いかけ、タイムバリアを破って
地球までたどり着いてしまう。
浜に落ちたその小さな玉は、魔女セリナに拾われたのだった。
魔女セリナとその友、ビアンカは地球を我が物とする夢があった。
カーラも間もなく地球へ降りてきて、小さな玉[オメガヘドロン]を探し始める。
しかし、当てもない彼女は地球人に成り済まして女学院生徒になった。
彼女は、スーパーマンのクラーク・ケントの従妹としてリンダ・リーと名乗る。
偶然なことに、ルームメイトのルーシーはデイリープラネット社の記者で
ロイスの妹だという。
一方、魔女セリナは造園業を営む青年イーサンに恋焦がれていた。
そのイーサンがセリナの魔法薬を飲まされ、街でふらふらと出てしまった。
魔女セリナは、彼を取り寄せるためにショベルカーを操るのだが、
魔法が誤ってショベルカーが暴れ出してしまう。
そこへリンダが現れて、スーパーガールへ変身!
ショベルカーから彼を助け出したのだ。
イーサンはリンダに助けられ、すぐに彼女に夢中になった。
それを見た魔女セリナは、リンダに強く嫉妬を抱き
リンダを無きものと誓う。
魔女セリナは、[オメガヘドロン]という小さな玉の力で
モンスターを作り、リンダを襲うのだった。
しかしリンダはスーパーガールの力で、それを跳ね返すのである。
次に魔女セリナは、イーサンを囮にしてリンダを
ファントムゾーンへ隔離してしまったのだ。
スーパーガールの居なくなった地球は、魔女セリナの思うままに変わり
世界征服を進ませていた。
ファントムゾーンへ入れられたリンダは、そこでゾルターに出会い
どうにか出れるよう考えていた。
しかし、セリナが打ってきた火の玉がゾルターに当たり
ゾルターは最後を告げていった。
それを逃れたリンダは、ついに脱出に成功。
魔女からみんなを取り戻すため、最後の決戦へ飛んだ。
捕らわれていたみんなを助けに行ったスーパーガールに
再び魔女の魔術が襲ってきたが、出てきたモンスターを
逆に襲わせて、セリナは魔鏡の中へ吸い込まれていった。
こうして無事にスーパーガールは、みんなとイーサンを救うことができ
魔女の大きな山も、街から姿を消していったのだった。
完
いや~! スーパーガールが敵の魔女に攻撃される時の、その声って
凄くそそられてしまう声だったですよね~
「やっぱり、女なんだなぁ~!」なんて声でしたしね~
少年にとって、こういう僅かなところに興奮したりしてしまったり
まったく思春期って、面白かったと思いますよ。
それにしても、やっぱりスーパーガールの役 ヘレン・スレイターは
当時、綺麗な金髪の女性でしたね~!
年老いた今の私でも、パンフレットにある写真を見て、そう感じます。
* * *
今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。