『 スターウォーズ 帝国の逆襲 』
STARWARS・THE EMPIRE STRIKES BACK
昭和55年 1980年 ロードショー作品
この作品の原点である、1977年第一作目「スターウォーズ」は
全世界で一大ブームを起こしSF映画界の革命的存在になったのですよね~!
少年だった私も、この2作目が公開されると知ってからは、その期待に胸を躍らせて
待ち構えていたのを今でも記憶に残っています。
その2作目の情報を少しでも知ろうと、映画情報誌を毎回買っていましたが、
当時この手のSF映画はスターウォーズの大ヒットから、類似作品(パクリ作品)
が多く製作されるようになっていて、ルーカスとしてもこの続編としての新作を
密かにしていなければならなかったために、あまり情報が早くは載せられる事は
なかったのでした。
公開が迫ってくると次第に、少しづつ新しいスクリーンショット画像が載っていて、
前回とは違う模様に、胸が張り裂けるくらい待ちきれない気持ちでいっぱいに
なったものです。
進化したSFXもそうですが、新型の帝国軍兵器がワクワクしましたね~
その当時では少年が思いも付かなかったAT-ATなんかは、興奮ものでしたから!
それと、成長した主人公のルークにも大きく期待していましたし。
主演のルーク・スカイウォーカー役とハン・ソロ役、そしてレイヤ姫役の3人は
前回と同じキャスティングで、今回ここに新しく加わるカルリシアン男爵役の
ビリー・ディー・ウィリアムスが入って、この次の作品でも引き続きメンバー
として出演となっています。彼も、この有名作品がきっかけで世界に知れ渡る
名声となったのでしょう。
今回の作品は当然に制作費も3倍に費やし、1作目の技術を越しています。
3部作完結を考慮していた脚本で、次回に繋がるエンディングとなるのですが、
当時少年だった私としても、3作目はこの2作目には及ばなかったというか
シナリオのできが2作目を越せなかったように感じたことも覚えていますね~
キャスト
ルーク・スカイウォーカー役 マーク・ハミル
ハン・ソロ ハリソン・フォード
レイヤ姫 キャリー・フィッシャー
カルリシアン男爵 ビリー・ディー・ウィリアムス
C-3PO アンソニー・ダニエルス
ダース・ベイダー デイブ・プラウズ
チューバッカ ピーター・メイヒュー
スタッフ
製作総指揮 ジョージ・ルーカス
製作 ゲイリー・カーツ
監督 アービン・カーシュナー
脚本 リー・ブラケット、ローレンス・キャスダン
撮影 ピーター・シャシッキー
音楽 ジョン・ウィリアムズ
それではここで、あらすじを簡単にパンフレットから見てみますね。
【あらすじ】簡単に追想
帝国軍が難攻不落を誇っていた要塞「デススター」はルークの活躍で
大爆発をとげ、帝国軍に大きな損害を与えた。
その帝国軍はその後、勢力を回復し大軍団で反乱軍への反撃を行うため
宇宙へ偵察隊を放っていた。
はるか銀河の果てまで追い詰められていた反乱軍は、氷の惑星ホスへ
逃れていた。
ある時ルークとハンソロは、深い雪の中、偵察へ出かけていた。
しかし、ルークは何か恐ろしい怪物に襲われてしまい通信を絶った。
ハンソロは、基地へ戻ったがルークが行方不明と聞くと
反対を押し切って、ルークを探しに出かける。
深い雪穴でルークは、逆さずりのまま目を覚ます。
急いで下に落ちていたライトサーバーを「フォース」の力で
間一髪手にすることができ、怪物から逃れた。
深い雪の外へ逃れると、オビワンの残像を目にしながら気を失った。
そこへハンソロが向かってきたのだ。
ハンソロの機転で極寒の夜を越せた二人は、翌朝無事に
偵察機によって見つけられたのである。
帝国軍ダースベーダーは、惑星ホスの偵察ロボットの情報で
反乱軍の基地を知ると、部隊を集結させてホスに向かう。
反乱軍の部隊を指揮していたレーヤ姫は、レーダーに帝国軍の進撃を知る。
基地の部隊が時間を稼ぎ、反乱軍の惑星脱出を試みる。
帝国軍の地上部隊は、強力な装甲戦闘兵器AT-ATで進撃してきた。
ルークと共に反乱軍の部隊は発進。
帝国部隊は、発電所を狙って砲撃を開始する。
ルークの機転によって、1機のAT-ATを倒すが 進撃は抑えきれず
反乱軍の脱出が開始、レイヤ姫とハンソロはミレニアム・ファルコン号で
共に出発した。
ダースベーダーがついに基地へ乗り込んできたが、すでに反乱軍は
居なかった。
ルークとR2-D2は、Xウィングに乗り込み出発
オビワンの伝えによって、ヨーダと会うために惑星ダゴバへ向かった。
惑星ダゴバは、まるで密林のジャングルであった。
ルークは、そこである小人に出会うが
その小人こそ「ジェダイの騎士 ヨーダ」だったのである。
一方、ミレニアム・ファルコン号で逃げたレイヤ姫とハンソロ一行は
帝国軍のスターデストロイヤーの廃棄物を装って、無事逃げることが
できたのだが、その後を尾行する1機があるのには気がつかなかった。
一時、機の補修のこともあり ハンソロたちは古い知り合いの
カルリシアン男爵の住む雲の都市がある星へ向かう。
カルリシアン男爵は、ハンソロを迎えるが
すでに、そこにはダースベーダーの手が伸びていたのである。
レイヤ姫とハンソロ、チューバッカは捕らえられて
カルリシアン男爵の裏切りを知った。
ルークを探すダースベーダーは、ハンソロの口を割るために
拷問をするのであった。
ルークをおびき寄せて冷凍するために、試験的にハンソロを使うことに。
その頃、ダゴバでヨーダの修行を受けていたルークは
雲の都市に囚われている仲間の危機をフォースによって感じる。
ルークの出発にヨーダは止めるが、仲間の危機を逃すことはできないと
雲の都市へ向かうのだった。
ルークが仲間を助けにやってくることは、ダースベーダーには
分かってしまっている。
雲の都市に独りで乗り込んだルークは、いよいよダースベイダーとの
戦いを避けられなかった。
ハンソロは、ついに冷凍実験にされてしまい、賞金稼ぎのボバフェットに
引き渡されてしまった。
ルークを待っていたダースベイダーは、冷凍機へ誘い
冷凍スイッチを押すが、素早い反応のルークは逃れ
ダースベーダーに反撃するのであった。
レイヤ姫とチューバッカは艦へ移動させられる時に
カルリシアン男爵の助けがあって、ミレニアム・ファルコン号へ。
その頃、ルークとダースベイダーは激しい戦いを続けていた。
ダースベイダーのライトサーベルに、腕を切られてしまった
ルークは、衝撃的なことを聞かされる。
「ルーク、私はお前の父なのだ!」
それを聞いたルークは、自らリアクターダクトの下へ落ちていった。
雲の都市のダクター部分に引っかかって、絶体絶命のルークは
思わずレイヤ姫の名前を呼んでいた。
ミレニアム・ファルコンで無事脱出したのだが、ルークの呼ぶ声に
戻ることをカルリシアンへ頼む。
都市へ戻った一行が、ルークの姿を見つけることができ
無事に脱出し、反乱軍の母船へ
ルークは手術によって、片腕を造られていた。
そして、ハンソロの救出のためミレニアム・ファルコン号で
出発するカルリシアンとチューバッカを
レイヤ姫と共に見送っていたのだった。
完
いや~懐かしの思い出の作品でしたね~!
当時を思い出させる映画なんですよね~この作品は。
学校の写真部の暗室で、このパンフレットをカメラで撮ったフィルムを
現像していたこと、想い出しますよ~。
現代の生徒からすると(暗室?って)と思われてしまいそうですが
当時はフィルムでしたからね~
デジタルカメラなんて存在もしなかった時代です。
この作品のエンディングから分かる様に、次の続編へお話はいくので
当然にその作品も観に行っており、パンフレットもあるのですが
この2作目よりも強い印象が無い為、記するかは未定です。
それよりも、2000年代近くになって復活製作された新作
『ファントム・メナス』がシリーズ16年ぶりに製作されたことで
世界的に話題を呼んだものだったので大きく期待し印象強かった為、
ぜひとも記したく思っています!
* * *
今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。