まさに誰もが通る思春期に、異性を意識し始めにはピッタリの映画でしたね~!
覚えていますかね~この映画
「fiends フレンズ」
うーん、たぶん私と同じく思い出した方は映画好きだったという以外に興味が
あってどうしても見たい映画だったのではないですかね~!
なんてたって、思春期はこういうのが見たくて仕方なかったのですから。
1971年 昭和46年ロードショー
主題歌 エルトンジョン
昭和46年といったら、アポロ計画 月面着陸成功の年、
「仮面ライダー」がTV放送開始されたりした年ですから
何でパンフレットがあったのかも覚えてないくらい昔に思えます。
この作品は、まだ15歳と14歳の単なる恋愛物語ではありませんでしたね。
そして 思春期の少年にとっては少し早いかなというくらいのシナリオでもありました。
いくら異性に興味が湧いてきたといっても、まだまだ未熟で無知でしたし。
そんな昔の時代に、外国ではすでにこういう内容の作品を出してたのです。
(のちに日本でもこの作品と同じ内容がドラマ「金八先生」でありましたね~)
14歳としたら、日本ではまだ中学生ですが、恋愛も本気に発展してしまう事も
あります。体つきも育ってきて、大人よりも体が大きい中学生もいますから。
【簡単に あらすじ】
舞台はフランス。ミシェル14歳(アニセーアルビナ)はアルルという田舎の町に
住んでいたが、お父さんが亡くなってしまった為、いとこのアニーをたよりに
花の都、パリへ行くことに。しかしミシェルは故郷アルルが恋しかった。
ある時。動物園で裕福な家庭だが問題を抱えていた男の子、ポール15歳(ショーンバリー)
と出会う。二人は通いあうものを互いに感じ、付き合うようになった。ポールは問題のある
家庭から抜け出したく、ミシェルの故郷アルルへ一緒に行こうと伝える。
二人はアルルの家に行き、幸せな二人だけの生活が始まった。ポールは仕事もみつかり、
幸せな日々が続いた。やがて二人の間にはベビーができる。しかしポールには
捜索届が出されていて、警察が探していたのだった。ある日、警察がポールを連れにくる。
そして、悲しい別れが起こるとも知らないミシェルは、仕事へ向かうポールに手を振る。
まだ当時としては、若すぎる二人の出来事を映画公開したのは珍しかったのか、
この作品は世界中でヒット作となったようでしたね~!
正式な映画名は 「fiendsフレンズ ポールとミシェル」だったそうで、
そのあと主演のアニセーアルビナはこの続編や数々の映画に出ましたが
調べると何年も前に旅立たれてしまったようでした。ご冥福をお祈りします。
とにかく、思春期の僕らにとっては興味もショックも両方感じたと思います!
どうして新しい命が誕生するのかも知る年齢になっていても、やはり現実を知るのは
子供から大人へのひとつの関門になっているのかもしれませんね。
* * *
今回も追想して頂き、誠にありがとうございました。