1983年 英国王室選定作品とされた「5人のテーブル」

『 5人のテーブル 』
Jon Voight in TABLE FOR FIVE

昭和58年  1983年 ロードショー作品

このパンフレットが出てきて、当時少年だった私がこういうファミリー系の
ドラマっぽい作品を観るなんて、珍しいことだと思いましたね~

思春期の少年が興味を持って観に行く映画は、だいたい可愛い娘が出演しているとか
カッコいいSF映画とか、アクション映画などですから。

英国王室選定されていた映画だからという理由でもないと想いますけど・・

そういった具合なので、当然この作品の事は正直ほとんど記憶にありませんでしたので
今回あらためてこのパンフレットから見直してみようと思いました。

あらすじを見ていくと、離婚し妻方へ引き取られた子供達と久しぶりに時を過ごす
その父親が、あらためて「家族とは」というものを考えさせられる物語なのでした。

遠い昔のことなので、その頃の自分が何を想ってこの作品を観に行こうと決めたのか
自分でも今となっては解りませんが、当時少年だった私には家族に父が居なかったのでした。
だから、この作品に興味を持ったという理由かは定かではありませんけど・・
このパンフレットが保存されていたことは意味があるのでしょうね。

長く生きていると、周りでも知り合いが離婚したとか話は耳にします。
結婚して最初の子ができて、共通の宝ができるぐらいが一番幸せな時ですよねぇ!
2人目ができ、しだいに時を経ていくと夫婦の気持ちも変わっていくものです。
もともとは他人の血族だった二人が、別れても何の不思議もないでしょう。

でも今回の作品にもありますが、子供は死ぬまで血が繋がった存在なんですよね~
本当の自分の子となると、気持ちの入れ方さえ違います。
所詮、人間も動物なので種の保存はDNAの指令ですからね~仕方ありません。

少年だった私にとって、当時この作品は何を感じさせたのでしょうか。

キャスト

J・P・タネン役      ジョン・ボイド

ミッチェル         リチャード・クレンナ

キャサリン         ミリー・パーキンス

マリー           マリークリスチーヌ・バロー

ティルダ          ロクサーナ・ザル

トルーマン-ポール     ロビー・カイガー

トラン           ソン・ホワン・ブイ

スタッフ

製作        ロバート・シャッフェル

監督        ロバート・リーバーマン

脚本        デヴィッド・セルツァー

撮影        ビルモス・ジグモンド 

音楽        ジョン・モリス 

それではここで、あらすじを簡単にパンフレットから見てみますね。

【あらすじ】簡単に追想

ニューヨーク郊外にあるアノー家
今日朝は3人の子供達が旅行の為、空港へ行くしたくで騒がしくしていた。
母親のキャサリンが皆に「急いでしたくしないと遅れるわよ~!」と

長男のトラン、長女のティルダ、末っ子のポールをやっと乗せて空港へ
空港で待ち合わせをするのは、母親キャサリンと5年前に別れた彼らの父
ジェームズ・P・タネンという元ゴルファー。現不動産業の男である。

元妻キャサリンは今、弁護士のミッチェルと一緒に子供達と暮らしている。
今回は、子供達とジェームズだけの久しぶりの交流なのである。
しかも奮発して客船でエジプト旅行を計画していた。
最近、不動産で儲けがあったのでジェームズは見栄を張り思い切ったのである。

子供達は久しぶりの再会でジェームズへ飛びついた。
かくして、4人の旅が始まった。

久しぶりの再会で、ジェームズも父親の立場をうまく出し切れず
どこかぎこちない感じに、子供達とも上手に慣れなかった。
なおかつ、キャサリンを誘えなかったため
予約していた5人用ディナー席はひとつが空いてしまい
子供達にいい訳をするのであった。

ジェームスは末っ子ポールの、いまだに字が読めない問題を聞かされたり
長男トランが船内に迷惑をかけたりで父親の役目を放棄したくなってしまう。

そんな途中、ガイド係りのマリーにも離婚暦があり、話相手になってくれた。

ローマに着いたジェームズは子供達と、街を楽しんで
次はギリシャのアテネへ楽しみにしていた。しかしそこへ連絡が入る。

ミッチェルからの知らせだった。愛犬を病院へ連れて行く時に事故に逢い
キャサリンが亡くなってしまったという衝撃の知らせだった。

飛行機でアテネに駆けつけたミッチェルに、「子供達へは少し待ってくれ」と
エジプトまでに自分が子供達に伝えるからと、そう頼んだ。

あと3日でカイロの到着となる。それまでに子供達へどう伝えればいいのか。
ジェームズは悩みながら、子供達と旅を続けていた。

カイロへ着くと、ミッチェルが子供達を迎えに着ていた。
ジェームズは、キャサリンとの忘れ形見である子供達と離れたくないが、
ミッチェルには今は勝てない。旅の終点で引渡し約束となる。

子供達をスフィンクスへ連れて行き、子供達の母キャサリンの亡くなった事を告げる。
子供達は悲しみに落とされ、ジェームズも苦しかった。

旅の終点地ジェノバ。子供達との旅もここで終点になる。

ジェームズの気持ちは決まっていた。子供達を勝ち取ることを。

ひとつだけ書き忘れましたが、長男だけがなぜかアジア人となっており不思議に
想ったかもしれません。お話では長男トランはゴルファーの遠征でフィリピンへ
行った時に孤児であったトランを、自分の養子にして連れて帰って育てていたと
いうシナリオとなっておりますが、この役柄である本人はベトナム難民だったとの
ことですよ。(ベトナム戦争後の影響でアメリカへ)

親にとって、子供達が親と思ってくれないことこそ辛いものはありません。
当時少年だった私も、実は父親が居なくなり途中から母一人に育てて頂いたものです。
運が良く育てて頂きましたので、これまでまだ生きてこれましたよね~

少年だった私は、どういう気持ちでこの映画を観ていたのか
それは、結局はっきりとは解りませんでしたが、
でも何か意味があるのでしょうね~
こうして映画パンフレットが保存されていたということは。

今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。

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