『 ターミネーター 』
THE TERMINATOR
昭和60年 1985年 ロードショー作品
アーノルド・シュワルツェネッガーが出演している映画は
この映画を機会に、だいぶ広がり様々な強いヒーローの男役で
1980年代、1990年代と主演を務めましたよね~!
当時少年だった私も「コナン」の映画で、この立派な肉体を持つ俳優を知り
今回は、悪役として登場するこの作品に興味を持ったものです。
映像技術も、80年代になって目覚ましく発展してゆき
様々なSF映画で少しづつ新しい技法が生まれてきたようでした。
この「ターミネーター」という作品も、そのうち将来 AIというもので
人間を超える存在が現れるであろうと予測しているかのシナリオでした。
80年代の人間が、およそ50年後(半世紀後)の世界を想像して
書いている「人工知能によって変わってしまった世界の姿」
実際は、そんなに早いスピードで人々の生活が変わることはないようですが
現在の生活は、80年代のものよりも確かに優れた機器に囲まれています。
さらに この先、30年後はもっと変わっていることと思われます。
私は、その頃はすでに存在していないのですけどね・・
AIという人工知能は益々に、進化をしてゆき たとえそれが感情までは
持たない状態でも、人間は当たり前に使用できる相手となるのでしょうね。
この映画のようなロボットを作れるようになるのは、まだ100年ぐらいは
かかると思いますけど・・ でも「想像化できるものは創造できる」と
昔 誰かの言葉に聞いた気もします。
キャスト
ターミネーター役 アーノルド・シュワルツェネッガー
サラ・コナー リンダ・ハミルトン
カイル・リース マイケル・ビーン
トレックスラー警部 ポール・ウィンフィールド
ブーコ・ビック ランス・ヘンリクセン
マット リック・ロソヴィヒ
ジンジャー ベス・モッタ
ナンシー シャウン・シェプス
スタッフ
製作 ゲイル・アン・ハード
監督 ジェームス・F・キャメロン
脚本 ジェームス・F・キャメロン、ゲイル・アン・ハード
特殊メーキャップ スタン・ウィンストン
製作総指揮 ジョン・デイリー、デレク・ギブソン
音楽 ロバート・ランドルス
それではここで、あらすじを簡単にパンフレットから振り返ってみましょう。
【あらすじ】簡単に追想
時は1985年、ロサンゼルスの夜の街
バチッ、バチッ とショートする音と共に
ある一角に 一人の裸の男が現れる。
それはターミネーターという 2029年の未来から時空転送
されてきた殺し屋であった。
サイバーダイン101型 というサイボーグ (ロボット)だった。
その抹殺指令を受けたターミネーターが、一人の若い女
サラ・コナーを探し始める。
その頃、もう1つの閃光が走り 別の男が現れてきた。
その男は、ターミネーターとは違い、生身の人間の体であった。
彼は未来から彼女を守りにきたカイルという男
ターミネーターよりも先に彼女を見つけ出さなければ
すぐに抹殺されてしまうのだ。
サラはレストランでアルバイトをしている、普通の女子大生だ。
ターミネーターは、人間から自分にあるサイズの服を奪い
オートバイで探しにいく。
そして、銃砲店からいくつか銃を奪って準備をしていた。
電話帳から、同じ名前の人物を一人づつ殺していくのだった。
ついに本命のサラ・コナーの家に入ると、中に居たルームメイトを
撃ち殺し、任務が終りになるはずだった。
そこへ電話が鳴り、本人の留守録が聞こえる。
撃ち殺したのは、サラ・コナーではないと気付いた。
サラはナイトクラブにいるとの留守録に、ターミネーターは向かう。
人ごみの中を?き分けてサラを探すターミネーター。
サラがターミネーターに見つかった時、ショットガンが撃たれたのだ。
カイルがサラに近づくターミネーターを待っていたのである。
人間の姿であるため、サラを殺そうとしないかぎり解らないのである。
ターミネーターは撃たれても、すぐに起き上がって反撃してきた。
サラをどうにか連れ出し、車で逃げるが
ターミネーターは執拗に追ってくるのである。
追ってくるターミネーターを車から突き放し、ようやく2人は
その場を逃げることができた。
「なぜ私が狙われているの?」の答えからカイルの説得が始まる。
ターゲットを見失ったターミネーターは、洗面所で自分の故障した
部分を修理、取り除きするのであった。
激しい銃撃戦で逃れた2人だったが、警察によってサラとカイルは
捕らわれ所内に拘束されていた。
カイルは事情聴取で警官に自分の使命を話すが、笑われてしまう。
その警察署に二人を探しにターミネーターはやってくる。
署員を無残にも次々と襲ってサラを探す。
カイルが、飛び出しサラを助けて逃げるが、奴はまた追ってくる。
トレーラーで襲いかかるターミネーターは、サラをひき殺そうと
執拗に追いかけるが、カイルがトレーラーのタンクへ爆弾を入れた。
危機一髪でトレーラーは車体ごと全て爆発し、出てきたターミネーターも
焼かれて倒れたのである。
サラとカイルが無事を確かめ、ホッとしたのも つかの間
肉の落ちた機械の骨格のままのターミネーターが再び追ってきたのだ。
2人は工場へ逃げ込む。
カイルが抵抗するが、機械の力にはかなわない。
しかし、残っていた爆弾をカイルはターミネーターへ仕掛け
ターミネーターは破壊されたのだった。
爆発によってカイルはすでに亡くなっていた。
突然上半身だけになったターミネーターが動いてきた。
サラを這って追いかけるターミネーターだったが
プレス機の中に入ってくる。サラはそこを抜け出ると
そこでプレス機のボタンを押し、ターミネーターは押しつぶされて
最後の目の光も消えていくのだった。
メキシコへ向かうジープ。
妊娠したサラは、生まれてくるジョンへ録音している。
「あなたの父が、将来あなたの送り込む部下だったとは・・」
ガソリンスタンドで、少年に1枚写真を売られ
「嵐がくるよ」と・・
完
いや~! 懐かしい映画でしたね~ 今観ると、やっぱり ぎこちない
昔の合成映像部分もありましたが、当時は凄い感じに思ったのですよね~
ターミネーターのリアルな人形を作って、リモコンで動かし
本物みたいに感じさせるメイクアップ技術も凄かったんです!
未来の飛行物体をミニチュアでリアルに映像化している部分は
他の映画でもよく見られたでしょう。
こういうSF映画作品を自分も作りたくって、大学に行ったら
映画製作できる部活に入りたいなぁ~と少年の私はずっと思ってましたね~
世界中で公開された後、ヒット作品となったため この続編が企画されても
おかしくはないのですが、なんと6年も経ってから製作可能となった事情が
あったそうです。
でも、この続編は6年経った映像進化によって 続編にふさわしい
凄い作品となったのですよ!
この後、パンフレットが出てきますので また続編の追想を予定しています!
続編「ターミネーター2」は、やっぱり 1作目を超えてましたよね~
* * *
今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。