『 E.T. 』
THE EXTRA-TERRESTRIAL
昭和57年 1982年 ユニバーサルUSA
我々の世代でこの映画を知らない人はいないでしょうね~!
それほどこの映画は世界中に知れ渡った神秘的な作品だったと思います。
当時の映画史上最大の興行収入を記録した作品だったので、ほとんどの売店で
この映画パンフレットが売れていたようです。
なので、我々世代のみなさんも持っていたのではないでしょうかね~!
最初、映画のCMでも雑誌でもETの正体を見せていなかったのも観客を動員する
きっかけとなっていたんでしょうね!
当時、少年の私も「どんな姿なのだろう?」って観に行くのが楽しみでしたね~
学校でも観に行っていない人によく聞かれたものでした。
とにかく宇宙人の正体がリアルに作られ、はっきり出てくる映画って
この当時では衝撃的だったのでしょう!
地球に侵略してくるような、怖い宇宙人の映画もたくさんありますけど、
この「ET」は、人間とのコミュニケーションが素晴らしい、心温まるラストだったので
もっと良い印象を人々に与えて評価を得たのだと思われます。
スティーブン・スピルバーグ監督は、さらにこの映画で世界的なトップ監督へ
飛躍的に知れ渡った存在になったのですね~!
キャスト
メリー ディー・ウォーレス
エリオット ヘンリー・トーマス
キース ピーター・コヨーテ
マイケル ロバート・マクノートン
ガーティ ドリュー・バリモア
グレッグ K・C・マーテル
スティーブ ショーン・フライ
テーラー トム・ハウエル
科学の先生 リチャード・スウィングラー
超音波技師 ロバート・バートン
スタッフ
監督 スティーブン・スピルバーグ
製作 スティーブン・スピルバーグ
カリスーン・ケネディ
脚本 メリッサ・マティスン
プロダクションマネージャー
ウォーレス・ウーズレー
それではここで、ストーリーを簡単にパンフレットから見てみましょう
【あらすじ】簡単に追想
満天に星の輝く、ある夜
森に囲まれた人気の無い草原に、ある飛行物体が着陸した。
中から出てきたその者達は、周りを散策する。
その者達のひとりが遠くまで散策しに,はぐれてしまっていた。
丘の崖から見えた住宅街のネオンに、初めて見る光景
しかし、宇宙船の出発に間に合わず置き去りにされてしまう。
住宅地にエリオット少年が住む家があった。
ある夜、物置小屋から物音が聞こえてきたので
エリオットが怖々に、ボールを投げてみると
なんとボールが投げ返されてきたので、ビックリ!
足跡をたどり、懐中電灯を向けると なにやら大きなカエルのような姿。
今までに見たこともない動物の姿であった。
チョコレートを撒いて、招き入れると家の中に入ってきた。
また、エリオットのしぐさの真似もするので危険な生物ではなさそうだ。
エリオットはその者を「E.T」と名づけて、友達に加えた。
不思議な事は、エリオットとETはテレパシーみたいなもので通じて
ひとつの共有意識で繋がっていたのであった。
ETはテレビでアルファベットを覚えたりもしたが、故郷へ帰りたい気持ちは
消えていない。二人は宇宙船へ送る信号を放つレーダーを作る。
一方、NASAでは未確認生物を調べて探索していた。
ハロウィンの日、森へ自転車で出かけたエリオットとETは、行き止まりで危機一髪
ETの不思議な力で自転車ごと宙に浮き助かり、森に無事レーダーを仕掛けた。
そこにNASAの科学者達がETを追ってくるのである。
エリオットの家が発見され包囲されてしまう。捕まったETとエリオットが
ベッドに寝かされ調査されることになるが、ETの様子が危ないようだ。
兄のマイケルとエリオットは、ETを連れてそこを逃げる事に。
友達の協力でどうにかレーダーを置いた森の中へ。
レーダーに導かれた宇宙船がそこへ降りてくるのだ。
エリオットとETのお別れがやってきた。
ETはエリオットに「いつも一緒だよ!」とおでこに光る指の先を当てた。
ETはお土産の菊の鉢植えを抱いて、宇宙船へ乗っていった。
そして、宇宙船は遠い空へ上がっていったのだ。
完
いや~!あの懐かしいETの音楽も脳裏に浮かんできませんでしたか~?
ETが死んでしまうかと思わせるところは、目頭が熱くなっていましたよね~
それと、最後のお別れのシーンは音楽とエリオットの名演技に
爺さんになった今でも、思わず込み上げてしまうもでのありますなぁ~!
もともと歳を取ると涙腺がもろくなるなるので、なおさらですが。
昔は、こういった感動の洋画があったですよね~ デジタル化してない時代で。
* * *
今回もご一緒に追想いただき、誠にありがとう御座いました。